2006/9/29

ネットVRM界隈で活躍したい人へのヒント(その3)  電波ゆんゆん
今回は、現在のネットVRM界隈において、ニーズはあるのだけれどもそれに応えるweb/weblogがないテーマ、を掘り下げたいと思います。ぶっちゃけ「コレをやればウケる」です。

「ネットVRM界隈を盛り上げるために、誰かがそれをやらねばならない」なんて硬いことは言いません。単に、今からお話しする分野は「空席」である、というのがお伝えしたいことです。言わばこれは椅子取りゲームです、早い者勝ちの。その席に座ってしまえば、一定数のアクセスを集めることが出来るでしょう。

ボクが考えるに、現在のネットVRM界隈には大きな3つの空席があります。これがすべてではないですが、他の可能性は読者諸兄が銘々で発見してください。ここで紹介するものは、特別な才能を必要とせず、誰にでも挑戦しやすいものです。

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比較的着手が容易なものからお話ししましょう。

● VRMニュースサイト

ニュースサイト、と言ってしまえばそれまでですが。かつて、このVRM入道の前身であるVRM侍がそれに近いことをしていましたし、現在も「月刊まとめ」で同じようなことをしています。が、現時点において、本当の意味でVRM系ニュースサイトと呼べるweb/weblogは存在していません。つまり、高い更新頻度(最低でも週間程度)でネットVRM界隈から秀逸なネタ(コンテンツ)をピックアップし紹介する、という活動がない、ということです。

これは確実に一定数のアクセスを得ることが出来るスタイルです。要するに、読者側の立場からすればアチコチでポコポコ生まれるVRMネタを日々探して歩くのは面倒ですから、その面倒をあなたが代わって負ってあげれば、その代償として皆の注目があなたに集まる、という話です。また、その活動がある程度軌道に乗れば、ネタ元となるネットVRMユーザーたちも、あなたにピックアップされるか否かを自然と気にするようになるでしょうから、その人たちからも注目される存在になり得ます。あなた自身がネタに悩む必要はありません。他人の褌で楽に相撲を取りましょう。

ちなみに、このスタイルには大きく2つの切り口があり、そのどちらもが現時点では空席になっています。



第一の切り口は「最新ネタ」です。とにかく、高い更新頻度で新しいネタをピックアップする。もちろん、単にピックアップするだけならアンテナで出来ますから、あなたはそこに気の利いたコメントでも添えて、読者側にそのネタが読者にとって必要なものか否かを判断しやすくしてやるのがミソです。ツールとしてはweblogが最適です。うまく立ち回れば、あなたのweblogがネットVRM界隈におけるサロン的な位置づけを得るかも知れません。

第二の切り口は、少し難度が上がりますが「注目ネタ」です。最新ネタを追いかけるのではなく、ネットVRM界隈の中から再利用価値の高いネタを集めて、読者が必要に応じてそれを探し出しやすいように整理するのがあなたのミッションです。いわゆるFAQ集だと考えても構いません。ただし、あなたの仕事はA(Answer)を書くことではなく、ネットVRM界隈に散在しているAを見つけ、それに適切なQ(Question)をつけて読者の興味関心を思い浮かべながらQの視点から整理することです。ツールとしては、wikiなどが適しているように思われます。

● 初心者向けVRMチュートリアル

ニュースサイトに比べるとやや難易度が上がりますが、確実に注目を集めることが出来るスタイルがこれです。

意外、というべきか、あるいは、悲惨というべきか。とにかく、VRMの歴史は既に7年にも及ぶのにもかかわらず、まともな初心者向けチュートリアルが存在していません。これは大きな「空席」であると言えるでしょう。ここで言うチュートリアルとは、レイアウトの新規作成から始めて、ある程度のレイアウト作品が出来るまでの過程を、詳細に綴った読み物を指します。特殊なテクニックについては、前述したように再利用しにくいという問題を孕みつつも、ネットVRM界隈的にはかなり充実しています。一方で、誰もが当たり前に行う作業についての解説は、不気味なほど存在していません。しかし、こういう読み物のニーズは確かに存在しているはずなのです。

なぜ、これまでそういった読み物が存在しなかったのでしょうか。否、厳密に言えば、着手した人は少なからずいたにもかかわらず、継続し得なかったのでしょうか。要するにそれは、この取り組みが想像以上に面倒であることに起因すると思われます。ある程度VRMレイアウト作りに習熟した皆さんであれば、それが決して容易な作業でないことはご存知だと思います。その作業と併行して、製作過程を他人にわかるように書き続けるという取り組みは、並大抵の腕力では遂行できません。この手の読み物がありそうなのに存在しないのは、つまるところ、着手してみたものの継続できず、放置されたそれが自身の汚点のように感じられるため、書き手によって削除されてしまうことによると思われます。

これについて、少しヒントを出しておきたいと思うのですが、結局のところこれまで初心者向けのチュートリアルが大成しなかったのは、書き手が「レイアウトを作りながらwebコンテンツを書こうとした」ことによるのではないか、とボクは思います。これはしんどいです、はっきり言って。2週間も停滞すれば再開する気力がなくなります。逆に言うと「レイアウト作りとコンテンツ書きを分離する」ことで、このしんどさを回避できます。

具体的には、とりあえず1ヶ月くらいかけて、そんなに大きなものでなくて良いのである程度作り込んだVRMレイアウトを仕上げます。この間は、負担になるのであればネットにコンテンツを出す必要はありません。準備期間だと割り切りって沈黙しましょう。完成したら、まず、それをバーンと晒して「初心者向けチュートリアル執筆開始」を宣言します。あとは、完成させたレイアウトを潰してしまわないようにコピーした上で、少しずつ部品を消し、地形を均していくことで、自身のレイアウト作りを遡っていきます。つまり、着手→完成ではなく完成→着手の順で書くワケです。まったくの更地に戻るまでこれを続けて、後はこれを逆から読めば立派な初心者向チュートリアルの完成です。誰かやりませんか?

● パッケージ限定レイアウト配布サイト

ここまで「読み物」を中心にお話ししてきましたが、やはりVRMをやるからにはレイアウトを作りたい、文章を書くなんてまっぴらご免だ、とおっしゃる方も多いことでしょう。であれば、お勧めしたいのが、皆さんご存知のしおじ氏によって提唱されたパッケージ限定レイアウトの作成・配布です。

なにせ、I.MAGiCがパッケージに見目麗しいサンプルレイアウトを同梱してくれないので、自身で満足のいくレイアウトを作ることが出来ない初心者ユーザーは、せっかく購入したVRMの真価をなかなか体感することが出来ません。そして、VRM4以降はパッケージ単価が上がったため、複数パッケージを揃えている人は減る傾向にあるように思います。ここに、パッケージ限定レイアウトのニーズがあります。

「複数パッケージをインストール済みなので、パッケージ限定レイアウトを作るのは難しい/面倒臭い」とおっしゃる方もおいででしょう。実は、ちょっとした裏技でこの問題を回避することが出来ます。が、公開するには耐えないネタですので、知りたい方=このテーマに挑戦しようとお考えの方はボクにメールをください。個人的に解説します。

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以上、ここに書いたことは、特に突飛なアイデアでは決してありません。が、誰もまともに着手していない、という意味において、まさに「美味しい空席」です。早い者勝ちですのでやっちゃってください。やってみたいけれども少し不安が・・・とおっしゃる方は個人的にアドバイスしますのでボクにメールをください。アドバイスをしたことは内緒にしますので「オレは自分で考えたんだぞ!」と威張ってもらっていいです。
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