2007/3/22

m4g/1.0最高速度リミッターについて  VRM4サウンド三昧
とりあえず、サンプル編成から。

[Download] m4g/1.0サウンドギミック拡張・サンプル編成3号

コンプレッサー音をやや野太いモノに替えていることを除けば、先に紹介した1号用サンプル「雷鳥」と同じなんですが、実際に走らせてみると印象が異なると思います。この印象の違いを生んでいるのが「m4g/1.0アドオンスクロール・最高速度リミッター」です。

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一般に、短距離での加減速が繰り返される通勤/近郊型電車は、長距離優等列車用(特急用)電車に比べてギア比が高く設定されています。その走行音は、低速加速域のそれがより高速度まで継続するように聴こえます・・・だと思います。

VRM4の低速/高速走行音の境目は、走行電圧0.4に固定されています。従って、最高速度が同じであれば、その境目も同じになります。つまり、車両が通勤用であろうと特急用であろうと、走行音の再生特性は変わらないことになります。


低速用サウンドを、より高速域までひっぱって使うには、最高速度を高くすれば良いことになります。上掲グラフの上の実線がそれにあたります。走行電圧0.4の場合の走行速度が、破線のグラフに比べて上がっているのがわかりますね。しかし、この状態では、この編成は車両本来の最高速度を超えて加速できることになります。

そこで“最高速度リミッター”の出番です。このアドオンを組み込むと、通常/マスコンモードによる手動運転に加え、スクリプトによる自動運転についても、スクロールの組み込み時に指定する最高速度以上の走行速度が出せなくなります(厳密には、指定速度を超えた瞬間に、指定速度に引き戻される)。これにより、編成エディタ上の最高速度設定で走行音の再生特性のみを変化させ、しかしながら、編成の車両形式に応じた最高速度を守らせることが可能になります。

サンプルの103系「大阪環状線」では、編成エディタ上の最高速度は160Km/hですが、これをアドオンによって100Km/hに制約しています。この結果、普通に編成を作れば40Km/hになる低速/高速の走行音の境目が、64Km/hまで引き上げられています。同じ理由で、走行電圧0.2に設定された出発・停車/低速の走行音の境目も、20Km/hから32Km/hになっています。これにより、特急型電車とは異なる、低速域の引っ張り具合を表現しよう、という趣向です。

*     *     *

まぁ、ここまでこだわる人がそういるとも思えませんが、少なくともmoko氏45-50s氏も、この話題には関心がおありのように思えたのでやってみました。ちなみに、手動/自動運転に対して強引に速度制約を設ける手法については、こちらの拙稿で分析した啓明氏発のテクニックを応用しています。

要するにこのスクロールは、ある意味において、ネットVRM界隈で交わされた種々の試みや議論やネタの結晶だってことです。ボクの仕事は、単に最後に蒸留しただけ、ってところでしょうか。で、次に蒸留されるのは、アナタのアイデアかも知れないです。
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