ていうか、パソコン開いたは良いけど何を書こうかすっかり忘れてしまい、ネタの無い状態でキーボードを打ち込む様子は、まさにこの先どういう展開にしようか悩んでる作家さながらですな。多分、作家の先生たちはこんな気持ちで日々頑張ってるんでしょうな。うむ。
さて、ネタがないから無理矢理書くネタがバレンタインでーの話。なんだかな。
でもパソコン開いたからには何か書かなきゃ。うむ。
バレンタイン。自分は大嫌いでした。だって、誰からも「ばれんたいんちょこ」ってやつをもらえずに小中高を終えたわけですから。
周りはもらってましたよ。すごい奴は10個くらいもらってて、いわゆる「義理チョコ」ってやつすらもらえない自分みたいな少数派は、とってもとっても惨めな気持ちになる一日でした。
中学とかになると、さすがにもうどうでも良くなってましたけど、小学校の時は2月14日の一週間くらい前から風邪でもひかないかなって学校休む事ばっかり考えてましたね。自分と同じ義理チョコももらえない派のその当時の友達は、毎年バレンタインになると腹痛を起こして、2月14日を挟んで三日間は学校を休んでましたね。
その友達曰く…
「バレンタインは最高だ。だって腹痛で3日も学校休めるんだもん」
ん〜…
プラス思考ってすごいと思うけど、やっぱり悲しい背景があるのは否めず、自分たち「義理チョコももらえない同盟」はものすごい同情の念を抱くわけ。
悟空が小学校の時の「バレンタインでチョコをもらえるやつ」の定義として幾つかあるんですが、箇条書きにしてみます。因みに、下記の全てに当てはまるヤロー限定というわけではなく、下記のいずれかに該当する諸君です。
・足(走るの)が早い
・野球をやってる
(上記の2項目はスポーツが得意というタイプかな)
・誕生日が割りと早い(1月生まれは別)
・勉強ができる
・ひょうきん
・ある程度背丈がある、あるいは背が高い
・見てくれが良い
・お金持ち
・普段から女子と仲が良い
・友達がいっぱいいる
・学級委員
以上でしょうかね。
因みに自分は、どれにも当てはまっていません。走るのも遅いし野球は大嫌いだったし3月生まれだし勉強はできんかったし面白くもなかったしチビだったし着てる服も兄貴のお下がりばっかりで顔も悪いし貧乏だったし女子とはほとんど話できなかったし友達も少なかった小学校時代はいつだって黒板消し係だったし…
自分の特技と言えば…
釣りに登山に将棋にマージャン…
スポーツは水泳とスキー、スノボー。季節限定じゃん。
うむ、今思うと目立たないもんばっかり(苦笑)まあ、好きでやってた事ばかりなので良かったんですけど、これを考えると小学校の時の同級生で悟空の事を憶えてるやつってほとんどいないんじゃないかなあ(笑)
バレンタインで複数の男子にチョコをあげてる子も結構いましたけど、その複数の中で真っ先に消去されてたのはもしかしたら自分かも。いや、もはや存在すら忘れられてたかも(笑うしかないわ)
でも、昔からヒネクレモンだった悟空はその「少数派」でいる事が好きだった。
みんながやってる事に興味を持てなかった。自分にしかわからない「何か」を持ってることが最高に嬉しかった。学級会とかレクリエーションとか話し合いとか、みんなで何かするのが大嫌いだった。だから先生ともよく喧嘩をした。だから小、中学時代は変わり者扱いだった。
幼心ながら、信じられるものが周りと違ったんだと思う。
それが故、中学になってからついに人生で初めての「一人旅」を経験する事になるが、長くなるのでこの話はまた今度にしよう。
いや、長く書きすぎましたな。ヒガミって嫌ね。

0