2008/5/12

月イチ図書館・連休の友  

連休中、例年のようにほぼ自宅に引きこもっていた我が家のお供は
図書館からお借りした本たち。
娘は、奈須きのこ『DDD2』と九条菜月『空の欠片』、『黄昏の異邦人』。
夫には北方謙三『絶海にあらず(上・下)』、『血涙(上・下)』。
私の分は、

『有頂天家族』森見登美彦 幻冬社
京都に巣くう狸一族が次期トップを巡り派閥争いを繰り広げる。
父狸を亡くした4兄弟に、人間の秘密結社やら、お山の天狗たちやら入り乱れ・・・。
京都市民の半分は狸か天狗っちゅー設定。あり得る!ほな残りは狐と狢と鼬だわね。
「何で我が家のことが小説になってるんや?」と驚愕した由緒正しい御家庭もあるだろう。
あそこのお家、前から怪しいと思ってたけど、やっぱり。
老舗の料理店も、観光客に人気のお店も、兄弟でモメてるもんな。
地名・店名・距離・方角の描写が具体的で正確なため非常にリアル。
「とっても狸だから」の一言ですべて説明してしまう羨ましい世界。

『包帯クラブ』天童荒太 ちくまプリマー新書
平和のために活動している青年たちの出会いの記録。
傷ついた高校生たちが、傷が残る思い出の場所に包帯を巻き始める。
それが誰かの救いになりますようにと。
そして自分が世界で一番不幸な訳ではないということを知る。
現実にはそう世の中は簡単にできていないのだろうけれど。
今、この瞬間に悩んでいる若い人たちには必要な希望の物語。

『幻夜』東野圭吾 集英社
『白夜行』再び。「美冬=雪穂」でいいのか。
男性には、美しくて不幸な悪女に身も心も人生も捧げたい願望があるんだろうか。
でも美冬さん、外見をいくら若く装っても内臓の年齢は止められませんよ。
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