2008/10/9

月イチ図書館・これはトロ?  

貸し出し用カウンターの上に我が家が予約した本が乗っっかており、
間に来月の巡回日を知らせるチラシが挟んであった。
クリックすると元のサイズで表示します
苗字の横に描かれているネコちゃんはトロ?
図書館員のお姉さん、おじさま、いつもありがとう。
本の読める環境で、本の読める視力で、私は幸せ者です。

『禁断のパンダ』拓未司 宝島社
神戸でフレンチ・スタイルのビストロを営む柴山幸太が妻・綾香の
友人と木下貴史の結婚披露宴に招かれたことから、殺人事件に巻き込まれる。
主人公が料理人だと調理に関する描写が詳しくておいしそうでいけない。
専業主婦がいかに毎日の食事に手を抜いているか、見せ付けられる。
表題の「パンダ」は貴史の祖父・料理評論家の弘道が語った例え話から。
パンダは昔肉食だったのに、神の怒りをかったため竹を食べることになったのだと。
体の黒い部分は獰猛に肉を貪る本能を、白は穏やかに竹を口にする本能を表すのだと。
人間は腹黒さが外に出てこなくてよかったわ〜。

『またの名をグレイス(上・下)』マーガレット・アトウッド 岩波書店
1843年カナダで実際に起きた殺人事件が題材。かなりセンセーショナルだったらしい。
共犯として有罪になり、16歳から約30年間服役したグレイス・マークスについて、
精神科医が再調査を試みる。
当時の精神医学のレベルや刑務所の様子等も詳細に調べられており興味深い。
途中、医師の周囲で交わされた書簡や新聞記事なども引用。
各章に付けられたタイトルはキルトのパターン名(挿絵がその模様)。
北米の女性にとってキルトは幸せな結婚生活の代名詞であろう。
キルト作りに長けたグレイスが、それを得難かったのは皮肉なこと。
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