2008/11/12

月イチ図書館・必然でしょう  

予約していた本が到着する時期は、私の意志とは無関係であるはずなのに、
無関係な本の間に何故かいつも共通点がある。

『ジーン・ワルツ』 海堂尊 新潮社
先日フライングしてこの本だけ先に書いてしまったが、まだ書き足りない。
お腹の中の子供に障がいがあっても覚悟を持って産もうとする少女。
逃げてしまう男。
無脳症のため、生まれてすぐに死んでしまうと判っていても、
「10ヶ月生きてきた証にこの世の光を見せてあげたい」と堕胎を拒む母親。
何があっても妻を支えると約束する夫。

悪質な轢き逃げ犯が逮捕され、彼が今までに犯した罪の数々が報道されるのを聞くと
私は素直に「この男、どんな生い立ちでこんな風に育ってしまったんやろう」と疑問に思う。
その横で娘が言う。「何かあって悪なったんちゃうねん。生まれた時からクズやねん。」
母親のお腹からクズは出てけえへんぞ。
子供は生まれて来るだけで親への恩をすべて返すと言う。
私が公衆便所に行ってる間に、その隣であんたが殺されてても犯人は私ではないぞ。

『金色のゆりかご』 佐川光晴 光文社
進学校に通う18歳の高校生が、妊娠を無理に隠したため突然倒れてしまい、
偶然それを助けた休業中の研修医と知り合う。
堕胎可能期間を過ぎていたため彼女はこっそり出産し、子供を里子に出すことになる。
しかし里子を斡旋する団体の中には違法な取引をする者も。
少女はすべてをさらけ出し、我が子を取り戻そうとする。
日本の養子制度の不備、血縁の重視、シングルマザーへの偏見が子供の輸出を招く。
そして、ちんたら万能細胞の開発をしているより、胎児の細胞を使う方が手っ取り早いとも。
日本は人身売買大国であると言う現実に嘆息。

『楽園(上)』 宮部みゆき 文藝春秋
『模倣犯』の連続誘拐殺人事件から9年後。
フリーライターの滋子は12歳で事故死した少年の調査を依頼される。
少年の母親は彼に幻視の力があったのではと語る。
彼の書いた絵には、彼が知らないはずの9年前の事件が描かれていた。
滋子は9年前の事件との決着を付けるためにも、少年のことを調べる決意をする。
・・・ところで上巻が終わり。これを予約したのは半年前だった。
下巻が来るのはいつのことやら。話の内容、忘れてしまうんやないやろか。
『模倣犯』も読んだはずなのに、ほとんど忘れてるもんなぁ。
日本って次から次へといろんな事件が起こるよねえ。

『脳を活かす勉強法』 茂木健一郎 PHP
娘の勉強に少しでも役立てばと思ったのだが。如何せん。本人にその気が全くない。
「鶴の恩返し勉強法」とか。絶対無理。
次に苦手な科目の克服方法、
【自分自身をモニタリング→弱点を他の能力で補うという考え方を捨てる
→克服すると大きな快感】
を試してみる。
【何故数学が苦手なのか→考えるのが面倒だから
→何故数学を考えるのが面倒なのか→頭が疲れるから】・・・ここで頓挫。
ゴールは遠い。
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