2010/12/7

月イチ図書館・久しぶりじゃないか  


読んだ本のことを書くのは久しぶり。毎月図書館には通ってました。
最近老眼が酷くなって、メガネなしでは読みづらい。ちゃんとしたメガネ作らなきゃ。
その前に眼医者に行って病気じゃないか検査してもらわなきゃ。

『自殺プロデュース』山田悠介 幻冬社
自殺志望者の最期を美しい音楽の生演奏で送る謎のグループ。
セカンドバイオリンの琴音はカリスマ的指揮者・真理乃に心酔していた。
しかし彼らの姿が自殺現場で目撃されたことから、歯車が狂い始める。

容姿端麗な女性が正装して死出のお見送り。幻想的な序盤だったのに。
なぜか途中から収集がつかなくなり、血みどろの修羅場と化す。
ラストは幽霊や黒幕まで登場。サスペンスと思ったらホラーだったのか。
できるものなら人間苦しまずにきれいに死んでいきたい。
死に向かう人はそれなりの想いがあるんだから、お遊びで茶化してほしくないな。

『14歳』千原ジュニア 講談社
ご存じ漫才コンビ・千原兄弟の弟君の自伝。
私立中学に入学した彼は周りとの違いを感じ、パジャマ姿で部屋にこもるようになる。
タバコを吸い、壁に殴り書きし、テレビ放送終了後の砂嵐の中に虫を見る。

顔に似合わず(失礼!)ポエティカルな文章。
遠い風景の中、言葉が静かに佇むような。
誰もが通る14歳の混乱。その中で彼は世の中と戦う術を見つける。
人によっては学歴であったり、美貌であったり、経済力であったり。
精神的弱さでも病気でも武器となり得ただろうに。
彼は「人を笑わせること」を選んだ。幸いなるかな。
好き嫌いは別として、彼のお笑い、特にツッコミは的確でセンスが良い。
(いや、プロなんだからね、当たり前なんだけどね。)
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