
昨日は環境省と高山市の共催による「燃料電池自動車啓発推進事業」の一環で、市役所で環境省が所有する「ホンダFCXクラリテイ」の試乗会が行われました。
このイベントは「乗鞍スカイラインにおける無公害車利用実証実験」も別日程で実施しています。市役所での試乗会は16日のみでしたので、私も体験乗車させて頂きました。
お話を聞くと、ホンダが開発した「ホンダFCXクラリテイ」は、実用販売の段階ではなく、まだ米国と日本で実験的に各官庁などへリースしているとのことで、今回は環境省の提供による事業とのことでした。開発モデルとのことで、静寂制や居住空間にも配慮した設計であることや、航続走行距離は620q、水素を燃料とする燃料電池車であり一種のハイブリット車であることなどの説明を受け、試乗結果をアンケート用紙に記入して試乗体験を終えました。
アンケートの中に、市販車の何倍くらいなら買いたいと思いますかとの項目がありました、開発費用が一億円とも言われる中ではまだまだ手が出ませんが、1.5倍ぐらいならとと答えてきました。静かで乗りごごちはとっても良かったFCXでした。
また、三菱自動車の開発した電気自動車「MiEV」も併せて展示されていました。
環境負荷のかからない持続可能な社会に向け、新たな技術革新の時代に入ったと感じてきました。なお、乗鞍スカイラインの開放については、地元観光業界からの低公害車・無公害車を使った開放を望む声はこれまでも寄せられており、今回実証実験ができたことは一つのステップとも言え、何とかものにして頂きたいと思っています。

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