
昨日は、乗鞍自動車利用適正化協議会が行っている「乗鞍スカイラインEV乗入れ実験・研究事業」に参加してきました。事前に登録したグループが、電気自動車を運転して乗鞍スカイラインに乗り入れる社会実験です。正式には 「全国からの観光客や市民のみなさまに自然との共生に取り組む乗鞍を全国的にピーアールし、乗鞍への関心を高めていただくとともに、環境への負荷が少ない電気自動車の乗り入れによる地域振興のための実験・研究を行います。
また、この事業での乗鞍スカイライン利用による環境への影響、実施にかかる課題等の把握、電気自動車乗入れへのニーズ及び実効性、地域振興への貢献等を研究することを目的としています。
」と説明されています。
乗鞍のマイカー規制と同様の取り組みは、上高地、立山などでも行われており、自家様車の入山を規制することで、交通量の総量を規制し、受け入れ態勢に過大な負荷がかからない様に取り組んでいます。
先日立山の状況をを見てきましたが、彼の地は大観望を挟んで長野県側と繋がっており、公共交通の体制整備が進んでいるところとです。上高地はは長野県側、岐阜県側共に拠点となる駐車場で公共交通に乗り換えるなどして自家用車の乗り入れを規制しています。
制度としての定着は進んでおり、おおむね観光客の皆さんにも受け入れられていると見ることが出来ます。しかし乗鞍の場合地元に自家用車の規制緩和を求める要望があり、乗鞍自動車利用適正化協議会がその議論の受け皿となっています。今後時間をかけて検討が進むものと思います。今後の推移を見守っていきたいと思います。
昨日体験した電気自動車の乗りごごちは申し分のないものでした。なめらかな加速といい操作性しといい、高所の山岳道路を走行しても何の不安も感じさせないものでした。、特にオープンにしたウインドーからはいる心地よい風を受けての走行は、自家用車ならではの醍醐味であり、エンジン音がほとんど聞こえない電気自動車であって初めて体験できる山岳ドライブでした。
昨日は午前9時過ぎに麓の朴の木平スキー場を出発、約40分で畳平駐車場につきました。午後4時が車の返却期限でしたので、お花畑の観察や剣が峰への往復など乗鞍の夏を楽しむと共に、観光バスの動きや観光客の流入状況などもみてきました。
この事業については以下のHPに掲載してあります。一度皆さんもチャレンジしてみてください。
http://www.city.takayama.lg.jp/kankyouseisaku/norisukaEV.html


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