うちの
68歳の社員さんも観たがっていた
『007慰めの報酬』を観る。
ショーン・コネリー→ジョージ・レーゼンピー→
ロジャー・ムーア→ティモシー・ダルトン→ビアース・ブロスナンと続いてた本家ジェームズ・ボンドも前作から金髪の
ダニエル・クレイグが勤めて6代目。
1962年の
『007は殺しの番号』からシリーズ22本。
版権関係で
番外編2本<
『カジノ・ロワイヤル』(1967年)
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1982年)>を加え、40年に渡って
娯楽映画の王道を行くのは立派だ。
今回は前作
『007カジノ・ロワイヤル』の完全な続編で、いきなりのカーチェイスではじまる。
6代目の<ダニエル>ボンドは、発展途上の設定。
ワイルドさを前面に押し出し、(怪我するシーンは痛そう。)スマートさにはやや欠ける。
個人的には、
ロジャー・ムーアのボンドが好きだった。
(世代的には、コネリーのボンドも捨てがたいが)
スマートで軽く、
世界征服を企む悪と対決する
大風呂敷的内容がエンタテイメントの醍醐味だ。
最近の映画は、この
<まぬけさ>を忘れてしまっている。
ということで、今日紹介は、ロジャー・ムーアの2作目
『007黄金銃を持つ男』 。
1974年のシリーズ第9作。
当時は
ブルース・リーがブームだったからボンドもカラテをやります。
なぜか全編水着で登場するボンド・ガールは、ピーター・セラーズの妻だったブリット・エクランド。
敵の殺し屋に<ドラキュラ伯爵>で有名なクリストファー・リー。
万年筆&ライター&シガレット・ケースで作る
<黄金銃>もイカガワシくてカッコイイ。
シリーズ中の出来としては、そんなに良くない。
ロジャー・ムーアのボンドでは、
『007私を愛したスパイ』と
『007ユア・アイズ・オンリー』の2作品がおすすめ。
(でもシリーズ最高傑作は
『007ロシアより愛をこめて』)
このオークションは終了しました。
ロジャー・ムーア主演の
『ラッキータッチは恋の戦略』のビデオもあるよ。

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