「Mike and Makoto NKSK mini at Jeju」
公演
NORUKASORUKA(ノルカソルカ)、マイクとのセッションはいつも
1週間早乗りして同じことを繰り返さないようにひたすらジャムって
本番は考えない、としてる。まあ、素材の準備はするけど同じことはしない。
しかしアイデアは無限じゃないから同じ素材は否応なく出てくるけれどその使い方を本番次第で。
この日も、リハではスタンドのマイクロフォンを舞台端にセットして
音合わせもした。が、これも使うかどうかは流れ次第。
冒頭、壁に触れる、ザラついてパラパラと砂が落ちる。
つる草に顔を埋めるとむせる匂いともじゃもじゃの触感がトリガーになって、始まる。
Mikeの新しい音素材。ブビ〜〜〜。そういえばローシークエンスなんたら試してみると言ってたな。
静かに立ってみる待ってみる。重低音は煽っている、もう少し待って貯まる、砂時計のようなプレッシャー。
そろそろ任せて、ピークになるまで踊り続ける。激しく動着続ければ体が疲れてくるけれど、
頭は冴えてくる足がガクガクにヨロヨロになったのを使ってもう少し。
快感があればマゾだが本日いたって冷静。もういい、と立ち止まると耳が。声にする。小さな声。
マイクの脇に前のグループが終わってマイクもセットされるはずだったが、
見るとない。あ、忘れられてる。まあ、そうかじゃあ、それはそれで。
アンプラグド。でもここは四面石で囲まれているから、マイクもいらないんだよね。
張りすぎ注意なくらいだ。
途中ギターとボイスの音の切れ目、鶯と百舌が参加。
いいところで合いの手入れてくれる。
これぞインプロ、NORU KA DORU KA.
こういうことが起きるから、野外はたのしい。


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