『
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』をもうだいぶ前ですがDVDで観た。
『
宇宙戦艦ヤマト2199』の新作映画版。
イスカンダルからの帰途,マゼランから
バランの間、『2199』TV版本編の第24話と第25話との間に入るエピソードでした。

映画冒頭のアーパン部分はTV版第3話につながり、ラストはTV版最終話の頭につながります。
旧作で言うと『
ガトランティス』と『
アクエリアス』をフォローした内容でもあります。旧作の諸設定も『2199』の時間軸の中でキレイに収斂させていると感じます。
『2199』TV版本編でも『ガトランティス帝国』を登場させていたので、その展開に対する1つのケジメを付ける内容にもなっていると思います。
以下、あまりネタバレしない範囲でのごく個人的な5段階評価&感想等を少々。
面白さ 4.5 前後 (個人的には 5.0 以上)
お薦め度
『2199』が面白かった人 5.0 以上
『2199』を観てなかった人 3.5 前後
事前か事後に『ヤマト2199』TV版本編の第14話『
魔女はささやく』や
七色星団前後の第18話〜第20話,と第24話『
遥かなる約束の地』〜最終話『
青い星の記憶』の辺り,等々をおさらいしておくのを推奨、であります。
公式系の本編冒頭動画があったので貼って見た。
アケーリアスを祖とする
ジレル人の
セレステラが、イスカンダルを毛嫌いしていた理由の1つも説明されていたのか?とも感じます。
ジレル人を最終的に滅ぼしたのはガミラスなのかも知れませんが、それ以前にアケーリアスから覇権を奪ったのは、もしかしたらイスカンダルだったのかも?(その辺りの事情が明かされるのは今後の展開待ちかと思います。)
セレステラや
リンケとは違う場所にいたジレル人の生き残りが登場します。
ごく個人的な感想としては、予想以上に面白かった。「・・・映画館で観るんだった」ってゆー感じ?
いま個人的には敗北感に苛まれております。…orz
『ヤマト2199』の続編『
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
(以下、『2202』)が制作されるようであります。
個人的には楽しみでもありますが、一抹の不安も。
『2022』の脚本は
福井晴敏さんとのコトですが、『
機動戦士ガンダムUC』を観る限りでは辻褄を合わせるのが上手いと思うので、設定そのものが論理破綻することは無いだろうとは予想します。その点に関しては安心できるかと思います。
・・・ただ、スタッフ陣に
出渕さんの名前が見当たらないのが気がかりです。何か『
復活篇』と同じよーな臭いがして、今一つ不安なものを感じます。
『2022』は旧作シリーズにおける『
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』
(以下、『さらは』)にも相当する内容であるかと思います。
『さらば』は旧作シリーズの中でも最も当たった作品でしたので、新シリーズでは『さらば』にも相当するこの『2202』がもしもコケでもしたら、…ヤマトの新シリーズは『2199』以外は、ダメなのかも。
この悪い予感がハズれるコトを是非とも望みたいです。
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