映画『
墨攻』(2007年
,平成19年)が今GyaO!で期間限定無料配信されているのでこの機会に観た。
個人的には公開当時に観たかったけど観そびれてしまった映画でした。今回チェックできてラッキーでした。(^0^)v
せっかくなのでこの機会にごく個人的な5段階評価&感想等を少々。
面白さ 4.5〜5.0
お薦め度 4.5前後
軍ヲタ,歴ヲタの方にはお薦めかと。
学生さんには教科別に言うと「
世界史」や「
漢文」的にもお薦めかも。
戦争映画のジャンルで言うと、典型的な“
篭城戦モノ”に当たるかと思います。
よく兵法とかでは“
地の利を生かして防御に徹すれば三倍以上の兵力の敵と互角に戦える”等々と聞きますが、この映画の場合は最大時で約50倍の兵力差でした。この時は守り通せますが、落城時は守勢の約1/4ばかりの敵兵力の奇襲を受けて陥落します。攻守が何度か入れ替わります。
タイトルは『
墨守』という
故事成語に因んでいるのかと思います。
諸子百家の1つである
墨家の
兼愛の思想や理念なども映画の中では登場人物の会話を通して簡単に説明されております。

この映画にあるように、愛すべき相手や忠誠を誓うべき対象は自ら選ぶべき,或いは選ばれるべきなのかもね。
紀元前の中国の春秋・戦国時代の頃の篭城戦の物語ですが、この墨家の思想や理念は諸子百家の中でも今日の日本の国防の理念には割と馴染むようにも感じます。
後日、公式系(?)の予告編動画を見つけたので張って見た。
ところで、この映画には登場して来なかった墨家のエラい人達は、作中の梁王の人品を初めから見抜いていたよーな気も…、したりして?
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