今回の都知事選は期日前投票して来た。
平日の夕方に済ませて来ましたが、不在者投票の会場はガラガラでした。
しかし
新型コロナウィルスの感染症対策は、おいらの想像以上に堅固でした。

限られた予算内でも現実的に対応できる範囲内では、およそ想像し得る限りの対策が為されているようにも感じました。
その一環で鉛筆もらった。(^^)
投票に使う通常の鉛筆を使い回すのではなく、使い切りタイプのものでした。
システム手帳用とかに再利用しようと思います。記念にもなるし。

使い切りタイプの鉛筆。他に『投票済証』も貰ったよ。
今回の都知事選は投票率が最終的には約55%に達したそうですが、期日前投票した時の投票所の様子を思い出すと、個人的な皮膚感覚では「あの状況でよく投票率が55%にまでに上がったなぁ」と驚きを感じます。
期日前投票に行った人たちの口コミで、
コロナ対策が割と厳重だったことが広まったのかも?
地元の図書館の入っている区の庁舎が、不在者投票の会場でもありました。
図書館に用があって行くと、庁舎内のエレベーターホールに案内係の方が3人くらい常駐していた。
おいらが不在者投票に来たのではなく、図書館への来館者だと判ると、その方たちはガッカリ(てゆーか、ションボリ?)した表情になりました。
不在者投票の会場の中の様子が入り口からも少し窺えましたが、物音も無く、あまり人の気配が感じられませんでした。
不在者投票に来る人が少な過ぎて、「手持ち無沙汰なのかのぉ」,「寂しいのかのぉ」とも思えてしまいまスた。(・・;)
何となく気の毒にも思えたので、次に図書館に寄った帰りに、不在者投票を済ませて来たよ。
前回お会いしたそのエレベーターホールの3人の方々が、満面の笑みで出迎えてくれたよ。






割と広い不在者投票の会場の中は、受付の人や係の人、投票立会人など10名以上の方々が詰めていたようですが、投票しているのはおいら一人だけでした。
係の人などの皆さんが、入り口から出口まで「至れり尽くせり」でした。^^;
おいらが出口に差し掛かった所で、ようやく次の投票する人が来た感じだったよ。
今回は初めから結果の判り切っている選挙だったし、コロナ感染のリスクを犯してまで命懸けで行くほどの選挙でもなかったから、不在者投票の投票所がガラガラだっのかのぉ?とも思えたよ。
今回はあまりにも結果が判り切っていたので、おいらの周りでも普段は選挙に行くのに「コロナ感染が怖いから今回は行かない」という人の話も聞いたよ。
いくら不在者投票の会場とはいえ、あんなにガラガラな会場は初めて見たかも。
「あの状況で投票率がよく55%にまでに上がったもんだな」と感じます。
よく「入れたい候補がいない」という意見も聞くし、また過去には自分自身がそのような状況に陥ったこともあります。
今回も別に熱狂的に支持している候補が特にいた訳ではありませんが、ボロ負けして欲しくない候補は個人的には3人ほどおりました。
一人一票なので、そこは思案のし所でした。
今回の選挙は
一人の勝者と21人の敗者が出ることになりますが、「同じ負けるにしても、未だ次があるのなら、負け方は大事だ」と思えます。
その辺りの所を基準にして、今回の都知事選の投票先を考えて見ました。
選挙における候補者と有権者との関係は、試験における受験生と試験官との関係にも相当するかと思います。
今回の都知事選は、一試験官たる一有権者としては「
22名中3名合格」という感じでした。
主要政党には支持されていない、いわゆる“泡沫候補”と呼ばれる方々の中にも、おいらと考えの近い候補も一人ならずいそうですが、一人区の選挙区ではあまり現実みが無いので、ココでは字数の都合上、有力候補だけに話を絞ります。悪しからず、であります。スミマセン。m(_ _)m
例えば、7科目受験の各100点満点で、「100点以外は全て0点」という評価のし方は、いささかアンフェアかと感じます。
現職についても、少なくとも及第点前後の評価をしても良いかとは感じます。
そんな訳で、個人的には別に現職でも特に不満はありませんでした。
前回の都知事選では確か違う候補に入れた記憶も個人的にはあるのですが…。
現職は自民党都議連や官邸の圧力下では、割と充分に健闘しているか?とは思います。
大阪の今の府知事ほどにはフリーハンドでは無いのではないか?とも感じます。
猪瀬都政以降の都政の問題点は、都知事でも都庁でも自民党本部でもなく、個人的には都議会自民党だと従前から感じているので、今回の都知事選だけでは都政を浄化するのはそもそも不可能かと感じます。
上記3名の誰が就任した所で、悪い意味で「大して変わらないだろう」と予想が出来てしまいます。
今回の選挙は、ベストは望めないけど、ベターを求める選挙だったのだと思います。
おいらはユル〜い『中道』なので、だいたいセンターライトからセンターレフトの辺り(非
日本会議系の一部の自民党候補から社民党の辺り)までは充分に許容範囲であります。
てゆーか、△゛カウ,キ千サヨお断り?
今の都議会で最大野党の自民党が独自候補を立てずに現職候補に相乗りする一方で、
他の主要野党が候補者を一本化できずに3分裂してしまった時点で、
今回の都知事選は初めからだいたい結果が読めてしまいました。
だからと言って現職をバカ勝ちさせる気も特に無いし、また、バカ勝ちさせて勘違いさせて思い上がられて独裁者のようになってしまっても都民としては困るので、今回は他の候補に入れることにしました。
過去にはそんな感じの△゛カウ系な都知事も決していなくはなかったし…。
それに国会の政局次第ではいつ衆院選に担ぎ出されるか判らない人だし、それではまたすぐに都知事選にもなってしまいます。
政治参加の機会が増えることは一都民としても一国民としても歓迎ですが、あまり選挙が多いと、その経費による税の支出が少々不安でもあります。
山本候補は、いずれは衆議院議員にもなるべき逸材なのかも知れませんが、政治家としては良くも悪くもまだ青臭さも残っているので、今はまだ参議院議員の方が似合っているかと感じます。
何処かの知事に落ち着くには、まだまだ早すぎると思えます。
何処かの自治体の首長や知事などではなく、可能であれば当面は参議院等の国政や議会の場で経験を積んで欲しいと希望します。
そもそも論として今回、宇都宮氏と候補者を一本化できなかったことこそが惜しまれます。
そんな訳で、おいらは今回の都知事選では宇都宮候補に入れることにしました。
地味だけど最も無難な候補かと思えます。ジャパニーズ・
サンダースって感じ?
モビルスーツに喩えて言うと(ガンヲタでスミマセン)、「特徴が無いのが特徴」な、型は古いけど地味で無難なジムっ感じ? 今回で3度目の出馬だそうなので、さしずめ GMV って感じ?
もし仮に次の都知事が、かつての猪瀬元都知事や桝添元都知事のような政治生命の絶たれ方をしてしまったら、未だ先の見える小池候補や未だ年の若い山本候補では、都民の人柱に据えるには少々気の毒にも思えてしまいます。
その意味では、宇都宮候補は良い意味でも高齢であります。
今さらもう人生に何も怖いものなど無さそうなくらいに高齢な所が、失礼ながらこの場合には物凄く頼もしいか?とも思えます。
そうは言っても、今回は「現職がほぼ間違いなく勝つだろう」という大前提があっての判断でした。
もしも自民党が単独独自候補を立てたとしたら、その場合には、その自民候補に確実に勝てる候補(恐らくは現職)に投票していただろうと思います。
しかしながら、今回の選挙結果にはそれほどの不満はありませんでした。しいて言えば、票差が予想以上に大きかったようには感じます。
形の上では自民党都議連は今後の小池都政にとっての与党にはなるかとは思います。しかし実質的には最も厄介な野党的存在でもあり続けるのかとも予想します。
政権や官邸や自民党の圧力に(特に今は
コロナや
五輪絡みで)負けることなく、
都知事には都民の利益や福祉を守って欲しいと切に望みます。
報道を聞く限りでは、政権と官邸と自民党本部と自民党都議連とでは、それぞれ微妙に思惑が違っているような印象も何となく受けてしまいます。
・・・でも、国会の政局次第では、またすぐに都知事選かのぉ?とゆー予感も、したりして?
当ブログ内の関連記事
110407 東京都知事選 考え中
160313 東京防災 読んだ
130625 投票率UPのための一「飴」案
180116 ドキュメント日本会議 読んだ
190728 参院選2019 所感
141015 大阪都構想 ヨソ者1意見
141025 深夜都バス廃止GJ
150625 46都道府県もみな沖縄
161122 LRTと宇都宮市長選挙
161112 投票率比例当選制(案)2
140530 歴代ヤマト作品 個人的好み

0