先日『フルメタルジャケット』を久しぶりに観たので、この機会にベトナム戦争映画のごく個人的な好みをUPして残しておきたいと思います。
以下、その内容を少々。

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ペンギンズ・メモリー 幸福物語

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プラトーン

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フルメタルジャケット

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フォレストガンプ 一期一会

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7月4日に生まれて

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天と地

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グッドモーニングベトナム
地獄の黙示録
ディアハンター
ランボー
ハンバーガー・ヒル

. 『
ペンギンズ・メモリー 幸福物語』
日本のアニヲタなら『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』が一押し。

デートムービーにして和製ベトナム戦争アニメ映画。
日本人キャストの声優陣が割と豪華。

『SWEET MEMORIES』は本当にいい曲っス〜。

松田聖子ファン(いわゆる聖子ちゃんファン)には、実は必見な映画?なのかも。

. 『
プラトーン』
ベトナム戦争映画の初心者向け映画かと。派手で判り易い内容だと思います。


『プラトーン』の前売り半券が未だ残っていたのでUP。

. 『
フルメタルジャケット』
スタンリー・キューブリック監督作品。ベトナム戦争映画としては、決して初心者向きとは言えないのかも?
どちらかと言えば、濃ゆい人向きかと。

. 『
フォレスト・ガンプ 一期一会』

. 『
7月4日に生まれて』
この2本については、『レナードの朝』や『アルジャーノンに花束を』系の映画と併せて観比べることをお薦めかも。

『フォレストガンプ 一期一会』については、必ずしもベトナム戦争映画の枠には収まり切れない内容でもあるのかと。

『7月4日に生まれて』の前売り半券も未だ残っていたのでUP。

. 『
7月4日に生まれて』

. 『
天と地』
この2本と『
ブラトーン』を合わせて、オリバー・ストーン監督のベトナム三部作。併せてチェックすることをお薦め。それぞれ、チャーリー・シーン、トム・クルーズ、トミー・リー・ジョーンズの映画でもあります。



オリバー・ストーン監督はベトナム戦争当時は米軍の一兵士として従軍していたそうであります。

. 『
グッドモーニングベトナム』
ベトナム戦争映画にしては、割と毒の少ない作品かと。その意味ではお薦め。
『
地獄の黙示録』
子供の頃に一度観た。意味が判らなかった。


「この内容なら、別にベトナム戦争映画でなくても良いような・・・」、と言う感想を子供心に持った記憶が残っているっス。
『
ディアハンター』
昔TVで深夜の地上波OAをVHSで録画したことがありますが、怖くて観れませんでした。

最後まで観れば、それほど怖い映画でもないのかも知れませんが、今でも怖くて腰が引けます。
『
ランボー』
2作目以降はハチャメチャなアホアホアクション映画のようなので興味も沸きませんが、最初の1作目は割と社会派の映画だとも聞きます。1作目に限っては、一度観てみたいかも。
『
ハンバーガー・ヒル』

公開当時は話題性が高かったのですが、公開当時は個人的にはもう映画に使うお金が底をついてしまい、観に行けませんでした。orz
その後は評判を殆ど全く聞かなくなってしまいました。今となってはやや埋もれ気味なベトナム戦争映画なのかも?
判り易いのが『
プラトーン』、
間口の広いのが『
フォレスト・ガンプ 一期一会』、
毒の少ないのが『
グッドモーニングベトナム』、
濃ゆい人向きなのが『
フルメタルジャケット』、
よく判らないのが『
地獄の黙示録』、とゆー感じかと。
個人的には『
ペンギンズ・メモリー 幸福物語』がヲタ的にもミーハー的にも日本人的にも一押しなのですが、ベトナム戦争映画としては一般的には変化球に過ぎるのかも?
個人的な好みとしては以上そんな感じであります。(^^ゞ
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以下、ベトナム戦争映画についての、ヲタ的,個人的,余計なお世話的なウンチクを少々。
日本人がベトナム戦争映画を観る際に、海の彼方の遠い外国同士の昔の戦争を安全な場所から高みの見物で面白おかしく眺める態度では、他人事に思い過ぎで油断にも過ぎるかと感じます。
もしも日本に
憲法9条の条文が無かったとしたら、ベトナム戦争は米帝の圧力によって、日本人にとっても決して“対岸の火事”などでは済まされなかった筈かと考えます。
当時の人口と派兵兵力の比率で言うと、日本の派兵兵力は、豪州軍並みなら約5万人,韓国軍並みなら約10万人超,米軍並みなら約25万人超の派兵兵力にもなっていたか?とも推測できます。
10万や20万の日本人の大兵力がベトナム戦争に参戦させられていた所で、ベトナム戦争の歴史的な結末は恐らくは大して変わらなかっただろうとは思えますが、ベトナム戦争終結までの過程は更に凄惨なものになっていたかと思います。
そしてその後の日本社会は、当時の若者世代である“
団塊の世代”を中心に、今の日本社会よりもずっと荒廃した世の中になっていたのかも知れません。
憲法9条の真価が遺憾なく発揮されたのは、まさにこのベトナム戦争の時だったのかと思います。この時の憲法9条の威力は、
防衛力にして約5万〜25万人分以上の効能だったと言えるのではないでしょうか?
この時の我が国の憲法9条の条文は、ベトナム戦争に対しては“
無敵の盾”の効果を発揮していたのだと言えると思います。
日本人の立場でベトナム戦争映画を観る際は、もし憲法9条の条文が無かったとしたら、日本人にとっても一歩間違えれば自分達(自分自身や自分の家族等)の身に降りかかっていたかも知れない出来事として、我が身に引き付けて考えて観るのがコツかと思います。
必ずしも他人事ではなかったのかも知れない怖さや恐ろしさ,悲惨さを伴うリアリティーが持てるかと思います。

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