冥王星が惑星から格下げされることが昨日決まったそーである。
しかし人がどう思おうと、人の世の都合とは何ら関係なく、冥王星は太古の昔から存在し、そしてこれからも存在し続けるのである。
そんな訳で今日は西暦2199年の歴史に名高い
冥王星沖会戦について、おいらなりに暑苦しく語って見たいと思います。(何故?)
「馬鹿め!」、「『馬鹿め!』だ!!」 2199年、冥王星沖会戦の始まりである。

操艦練度は日本艦隊の方が遥かに優っている。日本艦隊11隻、敵冥王星基地駐留艦隊はその倍以上の数である。
日本艦隊の目的は敵冥王星前線基地への突入である。対する冥王星基地駐留艦隊は、冥王星前線基地に突入して来る日本艦隊を何としてでも阻止せねばならない。冥王星の前線基地を失えば地球移住計画が頓挫し、それは彼らの滅亡をも意味するからだ。
火力と防御力と数量に劣る日本艦隊は9隻を失い、ついに撤退を決断する。
「逃げるんですか?沖田さん。今逃げたら死んでいった者達に対して顔向けが出来ません。男なら戦って戦って戦い抜いて1つでも多くの敵を倒すべきではないんですか?」「今ここで我々が全滅してしまったら、明日の地球を一体誰が守るのだ? 今日の屈辱に耐え、明日の地球を守るのだ。解ってくれ古代。」「艦長!古代艦がついて来ませんっ!!」「沖田さん。僕はやっぱり嫌です。地球のことを頼みます。」「古代っ…」
ヲタ的には涙なくして語れぬ場面っス。
ゆきかぜの行動は“犬死に”だったのか?“否”と言いたい。勝ちに乗じた敵に側背を見せるのは危険である。沖田艦の退路を確保する為にも、古代艦が敵を引き付ける必要はあったのだ。
敵とて沖田艦を深追いし古代艦に冥王星の前線基地を叩かれたら元も子もないからだ。
この時は日本艦隊を撃退し得た冥王星基地駐留艦隊ではあったが、やがては彼らも冥王星の前線基地を失い、玉砕攻撃で全滅して行く運命にあるのだ。
0080年のア・バオア・クーの戦いをヲタは決して忘れてはならぬように、2199年の冥王星沖会戦もまたヲタは決して忘れてはならぬのだ。
・・・冥王星よ永遠なれ。

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