米国ルイジアナ州を直撃したハリケーン『
カトリーナ』の被害状況をTVで見た。驚きました。
まず被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
その被害はおいらの想像を遥かに越えていて、正直ビビりました。
街の破壊状況や複数の死体が流れて行く情景、銃による略奪などは、まるで先日映画館で観た『
宇宙戦争』の一場面のよう。
おいらが感じるのはハリケーン自体のエネルギーもさることながら、その後の
行政の対応のマズさには唖然とさせられるものがありました。
(ハリケーンが直撃する前に避難するよう住民に呼びかけ続けてたのは高く評価できますが)
救援物資を運ぼうとしても武装集団が銃撃や略奪をするからと、どこかの市長だか誰だかが武装集団の射殺も辞さない『戦闘開始』を宣言したとも聞く。
しかし、
救援物資が足りないから略奪が起こるんじゃないのか?
平時の治世が悪いから武装集団が出来やすいんじゃないのか?
と言う疑問を抱かざるを得ない。例えば、
軍用も含めて銃器を一般に売りまくってるとか、
必要以上に所得格差を大きくさせているとか、
教育の機会を故意に均等にさせて来なかったとか
等々の平時の治世の悪さである。
大統領は休暇中だったから対応が遅れたとも報道されているが、それはつまり裏を返せば、「休暇を優先させて対応しなかった」と言うことか?
「これが本当に先進国なのか!?」 と言う疑問を持たざるを得ない。
被害地域の広大さが台風のそれと比較にならないほど広いと言うことを念頭においたとしても、やはり米国現政権の対応の遅さ他人事さを感じざるを得ない。
日本政府(または日本の社会)ではこんなマズい対応をして欲しくないし、恐らく有り得ないだろうし、また、未来永劫あってはならないと考えます。
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