OVA『
トップをねらえ!』
(1988〜89年,昭和63年〜平成元年)全6話を、先月のGyaO!での無料配信でチェックしました。
『トップをねらえ!』については最近パチンコの新台が出たらしく、その宣伝を兼ねての今回は配信だったようでもあります。

この機会に『トップをねらえ!』のごく個人的な5段階評価&感想等を少々。
そんな訳で、まず『トップをねらえ!』のごく個人的な5段階評価ですが、
もちろん 5.0 か、それ以上であります。
ただし、お薦め度については
取扱い注意な点があるような気も…。



この作品は
おたくによるおたくのためのおたくのアニメであります。
おたくのエキスが濃ゆ過ぎる分だけ、非おたな方々には、ある意味“キっツ〜〜〜い作品”かも? ^^;
そんな訳で、お薦め度のごく個人的な5段階評価は以下の通りっス。
おたくな人々には 6.0 以上



非おたな人々には 3.5 前後


(88年当時は2.0)
反おたな人々には 1.0 以下


非おたな人が観た場合、激しい拒絶反応が出る恐れがあるような気も? 取扱い注意かと思います。

また、おたく嫌いの人がこの作品を観たとしたら、益々おたくが嫌いになるのかも? …とゆー個不安にも人的には駆られます。(^^;
内容的には、おたく向け『
スターシップ・トゥルーパーズ』やその『
3』って感じ?
ジャンル的には
ロボットアニメに分類されるかとは思いますが、
アニメで作った怪獣映画でもあるので、怪獣映画好きな方には割とお薦めかと。
涙腺のゆるい方だと、油断してると多分泣いてしまうかと思います。
製作当時のキャッチコピーでは、確か『
エースをねらえ!』と『
トップガン』を意識していたような記憶があります。
でも今となっては、やはり“おたく向け『スターシップ・トゥルーパーズ』”という感じが強いっス。
この作品は亜光速での有人恒星間移動が、個人の人生や人間関係にどんな影響を及ぼすのか?(いわゆる『
浦島効果』)についてのシミュレーションにもなっており、SFとしても大変に優れた作品だと思います。

人類が実際に有人恒星間飛行をする未来が千年後なのか200年後なのかはおいらには見当もつきませんが…。(・・?
また、実際の物理法則に架空の学説をミックスした設定は、SFマニアの人にはたまらないのかも?とも感じます。
画面の中の
ユング機を見ては、「ソ連は崩壊したなぁ」とか、
鶴のマークのシャトルを見ては、「JALの再生はうまく行くのかなぁ」…、とかって大人的にはついつい思ってしまいまスた。(^^ゞ
この『トップをねらえ!』を一般人向けに翻訳すると、
新海誠監督の『
ほしのこえ』になるよーな気も…、
同じく、『トップをねらえ!』や『トップをねらえ2!』を更にもっと暑っ苦しくすると、『
天元突破グレンラガン』になるよーにも思えます。
劇場公開版は約1時間半のダイジェストで、特に1話〜4話分の内容が大幅に省略されております。
過去にオリジナルのOVA版を観たことのある方なら兎も角として、『トップをねらえ!』を初めて観る方の場合には、まずはオリジナルのOVA版の方を個人的にはお薦めであります。
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