『
宇宙戦艦ヤマト』の実写版リメイク映画『
SPACE BATTLESHIP ヤマト』を平日の午後に地元で観て来た。

以下、ネタバレしない程度に個人的な5段階評価&感想等を少々。
お薦め度
一般の方々 3.0前後
特撮好きの方 3.5〜5.0
日本映画の特撮でのCG技術の大変な進歩が感じられると思います。
特撮好きな方などの場合は、もし観る気があるのなら、DVD化やTVOAを待つよりは映画館の大画面でのチェックをお薦め。
CGをあまり使えなかった頃の日本の特撮映画の時代とは隔世の感があります。
なぜ今『ヤマト』なのかを考えるに、日本の特撮・CG技術で『宇宙戦艦ヤマト』を実写化できるようになったのが「今」だからではないでしょうか。
日本の特撮映画に新しい時代が来た!? …のかも。
面白さ 3.0 ・・・猫がカワユイ
長い物語を1本の映画の尺に収めるには、シナリオ的に元々無理があると思います。
実際に1977年
(昭和52年)の映画版1作目は1974年
(昭和49年)のTV版のダイジェスト版に過ぎていたし、今回の映画が設定の一部を変更していたのは寧ろ当然だと思います。
その意味でシナリオはよく健闘していたと言えるでしょう。

今回の映画は
キムタク映画でもあります。「
木村拓也が
古代進を演じるとこうなるんだろーなぁ」、とは感じました。
キムタク以外の主役では興行的に成立しにくいかと思うので、これはこれでアリだと思います。
黒木メイサはTV版の
サーベラー総参謀長の方が似ているとは思いますが、今映画での
森雪役にはよく合っていたと思います。
ところで、
緒形直人の役どころはオイシイなぁ。
旧声優陣の方々も何名か出演していたのが嬉しい。
何故か「柿崎ーっ!」って感じのキャラもいたよ。
地元で平日の午後に観ましたが、お客はそこそこ入っておりました。
割と年配のお客が多かったのは平日だったから? なのかなぁ。個人的にはあの客層は不思議でした。
『ヤマト』を知らない人が旧作もチェックするのなら、
最初のTV版(74年)と映画版2作目(78年)が特にお薦め。
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