『
南の虹のルーシー』
(1982年,昭和57年放送の世界名作劇場アニメ)を今月はGyaO!で冒頭11話分が配信

されていたので、この機会にチェックして、その後に総集編も観てみました。
主に
南オーストラリア州の州都
アデレードを舞台にした、1837年11月からの約4年半を描いた開拓時代のある移民家族の物語でした。
主人公のルーシーは両親と一緒にイギリスから渡って来たので、移民2世と言うことになるのだと思います。

オーストラリア版『
大草原の小さな家』って感じ?
前年の1981年(昭和56年)放送の世界名作劇場アニメは『ふしぎな島のフローネ』でした。『ふしぎな島のフローネ』は家族でオーストラリアに辿り着いた所までの物語でしたが、この『南の虹のルーシー』ではそのオーストラリアに上陸する所から物語が始まります。
個人的にはアデレードに関してはマフティーのガンダムが墜とされた所という認識くらいしかありませんででした。(ガンヲタでスミマセン。) 『さすがの猿飛』は観てたけど、この『南の虹のルーシー』は印象が薄くて題名すらも記憶に無かったなぁ。(・・;)
アニメとしては、OPが動いてない上にOP曲にもパンチがなく、地味そ〜な作品で興味が湧き難かったのですが、頭11話は一度見始めると面白かった。(^^)
総集編は放送1年分を1時間半にまとめているので、話をはしょり過ぎているようにも感じました。
『南の虹のルーシー』はTV版を全話観る方が多分面白いのだろうとも感じたので、そのうちに機会を作って全話チックしてみようと考えております。
主人公のルーシーは動物好きの女の子で、現地にいる動物達をいろいろと飼っている所も、子供向けアニメとしてはポイントが高いのかも。
1837年は、日本で言うとまだ11代将軍徳川家斉の時代で、「大塩平八郎の乱」の年のようでもあります。

それから4年半だと12代将軍徳川家慶の世で、水野忠邦の天保の改革の頃(時代劇で言うと『遠山の金さん』の頃?)、英国と清国がアヘン戦争をしている頃のようです。
このアニメを観る限りでは、そんな時代にオーストラリアの開拓が為されていたようであります。
移民によるオーストラリアの開拓時代の頃のイメージが、ざっくりと掴めるかと思います。オーストラリアに縁や興味のある人には、多分お薦めかと。
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