宮沢賢治の童話を原作にした劇場版アニメ映画『
銀河鉄道の夜』(1985年
,昭和60年 公開)がG.W.に
TOKYO MXでOA

されていたので、今さらですがこの機会に感想などを少し。
ますむらひろしさんの猫キャラがこの物語にはアニメ作品としてよく馴染んでいると思います。

作画も手堅いし、声優陣も手堅くて当時的には豪華です。
音楽がYMOの
細野晴臣さんなのも注目です。
原作良し、キャラ良し、作画良し、役者良し、音楽良し、で実はこのアニメは目立たないけど大変な名作だったりもします。
アニメ作品としての派手さやケレン味では1979年
(昭和54年)の『
銀河鉄道999』には及ばないとは思いますが、時代を越える普遍性ならこの『銀河鉄道の夜』の方があるのではないでしょうか。
勧善懲悪の判り易さや派手なドンパチも無いし、母親似の謎の美少女も宇宙海賊も機械帝国も出てきません。
その意味では公開当時は『銀河鉄道999』ほどの爆発的な人気ではなかったように記憶しております。
しかしアニメ作品としては宮沢賢治の童話の世界をよく再現できているのではないか?と思います。
後日 公開当時のパンフが出て来たのでUPして見た。表紙(左)と裏表紙
以下、ごく個人的な5段階評価を少し。
面白さ 4.0〜5.0
お薦め度 4.0〜5.0
何気に地味に無難にお薦め、な作品だと思います。
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