今年の夏の
ジブリ映画『
コクリコ坂から』を実は公開1週目に観て来ました。
今更ですが、あまりネタバレにならない程度に感想等を少しだけUP。
子供を避けるために、平日の夜に地元で観ました。

決して超大作という訳ではありませんが、面白いと思います。GJ
個人的な5段階評価としては
面白さ 4.0〜4.5 って感じ?
お薦め度としては、年代によってそれぞれ違って来るような気がします。
映画自体は“『
ALWAYS三丁目の夕日』をアニメで描いた昭和38年の横浜 ”って感じの時代背景でしたので、『ALWAYS三丁目の夕日』の辺りの映画が面白く観れる人には、多分お薦めかと。
対象年齢は、10代半ば以上、のようにも感じました。
『
崖の上のポニョ』や『
となりのトトロ』ほどには子供向けではありませんでした。(昨年の『
借りぐらしのアリエッティ』の方がまだ子供向きだったかも。)
若年層ではあっても、いわゆる“保守的”な,“
若年寄り”な人達からは激しい反感を買うのかも?とも感じました。
歴ヲタで非保守なおいらには『古くなったから壊すというなら君たちの頭こそ打ち砕け!…(中略)…新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか!!』の辺りはツボでした。

また、登壇者のアジテーションに『歴史の必然であーるっ!』な〜んてセリフが聞こえたりして来ると、
ガルマ・ザビ国葬の際の
ギレン・ザビの演説が思い出されて、ガンヲタ的にもツボに入りました。(^^)
あの校長には“雇われ管理職の悲哀”を感じます。
トップの決断で大きな方針転換が図られると、往々にして「中間管理職の立つ瀬がなくなる」とゆー事態は、まるで近頃の何処かの国のソーリとK3大臣のよーでもあって笑えまスた。^^;
物語上の“謎”についても、二転三転しながら徐徐に解明されていく手法は、王道とは言えやはり良いっス。
個人的には
学園紛争の時代を全く経験しておりませんが、それでも多々共感できる所はありました。
「あーゆー生徒会長、先輩にいたなぁ」とか、「高い所から水に飛び込む文化部系の部員ってそー言えばいたよなぁ」とか、「署名活動とかしたなぁ」とか、いろいろと懐かしく思い出してしまいました。(^o^)
ツッコミ所も1つならずありますが、それらの点については恐らくはヨソのあちこちのサイトでいろいろと叩かれるのでしょうから、当ブログでは敢えて省略。
原作をどう変更したのかも気になるので、そのうち原作もチェックしてみるつもり。

後日、公開前のチラシが棚の奥から出て来たのでUPしてみた。
・・・個人的には、来年になったら『
ALWAYS三丁目の夕日'64』は観に行こうと思います。
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