『
十二人の怒れる男』をDVDで観た。名作。
約90分の殆ど全編にわたって12人の陪審員が密室で“話し合い”をするだけの洋画。

たったそれだけの話なのに重大なメッセージに富み感動すらありました。
以下、個人的な5段階評価
面白さ 5.0
お薦め度 5.0
父殺しの容疑をかけられた少年の「無罪か死刑か」の判決を巡って12人の男たちが密室で暑苦しく議論するだけの映画です。

ヒロインもいないし、CGもドンパチも派手なアクションもありません。脚本と演技力の勝利なのだと思います。
映画やお芝居や脚本等のその方面のマニアの方にはモチロンお薦めかとは思いますが、日本でも
裁判員制度が始まった今の時代にあっては、それ以外の方々にもより広くお薦めなのではないでしょうか。
ラストの父と息子の断絶には胸が熱くなりました。人によっては油断してると落涙することもあり得るかと。
12人ものおっさんばかりのキャラが短い時間内によく書き分けられていて脚本が凄いです。
画面的には派手さに乏しいのに、それでも充分に面白いと感じました。
古い作品だけど超お薦め、かと。
『12人の優しい日本人』が今GyaO!で配信されているようなので、この機会にそっちも近々チェックしてみようかなぁと思っております。
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