ぬるいヲタクのブログですが、
F-35ライトニングのニュースがいくらなんでもヒド過ぎるので、たまには時事ネタについても少し触れて見る。
現在まだ開発中の米国製
F-35ライトニング戦闘機の値段が、1機あたり約90億円のつもりでいたら、いつの間にか約190億円で倍以上にって・・・、(゚o゚)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000130-mai-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000056-jij-int
F-22ラプター戦闘機ならまだ話は解るかと思いますが、本来ならその
F-22の廉価版のようなF-35には、そんな価値も性能も無いでしょう。
いくら何でも国民の血税を軽んじ過ぎ。
F-35はただでさえ『単発』で、『短足』『鈍足』『非力』なのに、その割には『超高額』で、その上さらに未だに『未完成』って…、(゚o゚)
・・・、量産する頃には“時代遅れなスペック”になってたりして?
安すぎる保険や無保険はいざと言う時に不安ですが、高すぎる保険料は無駄遣い。
コレで良しとするのなら、いくら何でも経済観念が無さ過ぎでしょう。
空自の
F-4ファントム戦闘機がもう古いので更改が必要とのことですが、F-35がそれに間に合わなければその分だけ日本の防空に穴が空きます。

どーせ日本の防空に穴が空くのなら、未完成な戦闘機に何千億も支払うよりも、現金を手元に残しておく方が良いでしょう。
空自の
F-2戦闘機や
F-15イーグル戦闘機の更改時期もいずれ十数年後とか数十年後とかには来るでしょうから、F-35はその時の候補の1つとして考えるとして、今回のF-4ファントムの更改分は欧州製の
ユーロファイター辺り(或いはそれに相当する性能の戦闘機)で充分なのではないでしょうか?
少なくともF-35よりは遥かに安く済みそうだし、F-35の開発終了や量産開始を待っていたら空自のファントム更改には間に合わない恐れがあるだろうし。
米国側の都合としては、F-35は開発が遅れに遅れて開発費がかさんだので、米国はその費用の一部を
日本人の血税で穴埋めしたいのではないでしょうか。

しかし専守防衛の現日本国には、単発で非力なのに戦略爆撃能力のような侵略能力まであるF-35よりも、双発でパワフルなのに制空戦闘のような防御により特化したF-22の方が本来なら適していると、少なくとも個人的には、考えます。
国防に関しては『
非武装・中立・無負担』と言うのが国民生活にとっては理想でしょう。
しかし現実には様々な諸事情があるようなので、実際には今は『
中武装・親米・中負担』(或いは『
軽武装・親米・軽負担』)という所かと思います。
しかし、だからと言ってこんなシロモノで米国に大金を支払わさせられていたら、『
貧武装・媚び米・重負担』と言わざるを得ないでしょう。
てゆーか、
財政赤字だの
消費税を上げるだのと言う話が出ているこの時期に、
こんな買い物・・・、いくら何でもダメでしょう、

と、(あくまでも一個人の意見に過ぎないですが)そう感じざるを得ないです。
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