ふと思ったのですが…、
風力発電は凪の日には発電量が少なそうですが、
線路脇は列車が通過するたびに風が起こるので、
家庭用の小型の風力発電機には向いているのではないでしょうか。
同じようなことを思い付いた人は世の中には既に沢山いるとは思いますが、思い付いたこの機会に自分のブログにも一応メモ的に残しておきたいと思います。
線路脇の僅かな土地を有効活用して家庭用の小型風力発電機を(できれば複数)並べて、その電力を自前の蓄電池に溜めておけば、夕方・夜間の駅舎の照明分くらいの電力量は賄えるのではないでしょうか。

もちろん照明はLEDが望ましいと思います。
個人的には、安全面を考慮して線路脇では金網で囲いをしてその中に設置すべきかと思います。万一はずれて人や車輌にぶつかったら大ゴトですし、普段でも鳥との衝突の予防になると思います。
ポンチ絵 描いてみた。

幅は回転翼の長さによって多少寸法が前後するかと。
余剰電力が発生したら、売電するなり、架線に流して電車を動かす電力の足しにするなり、鉄道会社ならその使い道はいろいろとあるのではないでしょうか。
風力発電は健康にはあまり良ろしくない低周波を発生させるやに聞いております。
しかし周囲に人家の少ない路線ならそれほど問題は無いのではないでしょうか。

そもそもその低周波説に一理があるとしても、今日の現状を省みると、特定のある巨大な既存発電利権の人達が日本国内での風力発電の普及を妨げるために過剰に喧伝したのではないか?という疑念もおいらなどは正直な所いだかざるを得ないのですが…。
最近はニュースなどでも地熱発電や太陽光発電は脚光を浴びているようですが、風力発電は影が薄いように感じられます。


逆に日本国内では風力発電は世界から大きく遅れをとっているとの報道も過去にはあるようですし…。
しかし鉄道と家庭用の小型風力発電は相性が良いように感じます。
風力発電業界は鉄道業界とタッグが組めれば、家庭用の小型風力発電については普及・拡大の活路が見出せるのかも?
…などと(よその業界の者ながらに)ふと思い付いてしまいました。
併せて鉄道業界の側でも駅舎や社屋の屋根等に太陽光パネルを設置し、


駅舎・社屋・車輌の照明を順次LED化して、


自社発電と節電を(可能であれば売電も)推進するのが望ましいかと考えます。

これらの方策は原発事故後の電力不足に対する鉄道業界にとっての有効な対抗策・防御策にもなり得ると考えます。
ポンチ絵 その2 概念図
大手の鉄道会社なら自己資本だけでもそれらの方策に順次取り組むことも可能かと思いますが、資本の小さい中小の私鉄も含めて考えると、風力も含めて行政からの何らかの助成が為されるのが望ましいかと考えます。
福一事故後の今日にあっては、血税を事故収束以外の目的で原子力業界につぎ込むよりは、鉄道(やその他の)業界にそれらの助成を為す方が世の中全体にとっても有益な上に、かかる費用も原子力予算に比べればずっと少なくて済むのではないでしょうか。
それらの方策によって期待できる副次的な効果としては、小型風力発電機の普及による低価格化と、その低価格化による一般への更なる普及と、普及の拡大による性能の更なる向上、等が見込めるかと思います。
(個人的には低周波軽減等の防音面での性能の向上を期待したいかも。)
ポンチ絵 その3 イメージ図
絵を描いてから気付いたのですが、風車を効率的に回転させるにはやはりもっと高さが欲しい所です。
設置場所についても列車が減速するホーム近くよりも、駅と駅の中間地点や鉄橋脇などの風が発生しやすい場所の方が良いかと感じました。
ただ、駅やホームから遠ざけてしまうと駅員による日頃の点検に無理が生じるので「省コスト」「省メンテ」の考え方には反してしまいそうですが…。
…今年のおいらのヲタ的な目標は一応“鉄分のUP”なので、たまには鉄道ネタにも触れて見ました。(^^ゞ
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