同じようなことを思い付いている人は世の中には既に沢山いると思いますが、自分のブログにも一応UPしておきたいと思います。
まず初めに
メガソーラーについての個人的な所感を。
太陽光発電の方法としては「
メガソーラーは今一つではないか」と感じます。
理由としては、太陽光発電の利点は1つには『
分散型発電』であることですが、メガソーラーはその利点を自ら殺しているようにも思えるからです。
少なくともメガソーラー発電は「国土の狭い日本にはそれほど適さないのではないか?」と感じます。
どちらかと言えば、広大で日照量の多い砂漠地帯などに向いているのではないでしょうか。

これらの地域には原発ではなくて、日本製のメガソーラーとその技術を売り込んで外貨を稼ぐべきかと考えます。
その上で、メガソーラー発電を今後も日本国内に設置するのなら、原発敷地内にこそ作るべきかと考えます。
一般に原発は万一の事故に備えて敷地を広めに確保しているようなので、その一部を利用すれば良いかと。
てゆーか、敷地の狭いダメ原発は即廃炉希望。
使用済み核燃料は、原子炉が止まっていても、外からの電力を使って冷やし続けなければならないそうです。その原発への外部電源が喪失した際には、敷地内に設置されたメガソーラーも、非常用電源の1つにもなり得ると考えます。

非常用電源をもう1種類増やすと言う意味では、特に再稼動が検討されている原発にこそ、メガソーラーは設置されるべきかと考えます。
また、原発自体が稼動していなくても、発電所としてはメガソーラーでの発電分があるので、原子炉が止まっている間も日頃の発電所としての営業運転も可能になるかと思います。
原発敷地内へのメガソーラー設置の諸費用は原発予算から支出させれば、国庫への負担も少なくて済むかと考えます。
同じ再生可能エネルギーでも、風力発電の大型風車を原子力施設の近くに建てることには反対です。
災害による予期せぬ倒壊の際に原子炉を巻き込む事態を恐れるからです。
・・・ただし、家庭用等の小型風力発電機の風車を多数設置する分には、特には問題は無いかと。
しかしながら全ての原発にメガソーラー発電を設置することには個人的には反対です。
そもそも原発は生身の人間が近づいて良い施設だとは個人的には考えていないからです。
長期にわたる
低線量被曝が人体にどのような影響を与えるのか?が医学的にはまだよく判っていない今の段階では、低線量被曝による被曝者数を最少人数に抑えるためにも、原子炉周辺での人間による作業(メガソーラー設置も含む)はあくまでも必要最小限にとどめるべきだと考えます。
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