ニャンコ先生激萌えっ!!
とゆー訳で、今更ですが『
夏目友人帳』のアニメ版にすっかりハマりました。(^^ゞ
『夏目友人帳』のアニメ版1期〜4期を夏頃からGyaO!で毎週3話ずつ更新していたので、この機会にアニメ版を通しで全話チェックしました。
原作未読のあくまでもTVアニメを見た限りでの感想ですが、1期〜4期を通しで観るとスゲー面白かったっス。


孤独な身の上の夏目が人や妖や獣に少しずつ友人や仲間を増やして行く、RPGのような面白さもありました。
他人には理解されにくいマイノリティの苦渋が描かれている所などは、今の時代にマッチした作品でもあるかと思います。
人は誰でも他人とは少し違うマイノリティな要素を何かしら抱えているからです。
少数派を叩いたり切り捨てたりすることで社会問題を解決しようとする今時の一部の風潮に対しての、1つの疑問符にもなっているのではないでしょうか。
未見の人で観る機会に恵まれることがもしもあるのなら(TVアニメで4クール分・約50話ほどありますが)、年齢・性別や趣向を問わず、大人にも充分に普く広くお薦めかと思います。
『夏目友人帳』が面白かった人には『蛍火の杜へ』も多分お薦め。
ご当地アニメという意味では(鉄道車両などから察するに)九州・熊本を舞台にしているようなので、地理的に縁や興味のある人にもお薦め、かと。
とゆー訳で、以下、蛇足ながら以下ごく個人的なお気に入りキャラを。
人恋しくて藤原家に勝手に居ついた『影茶碗』は、頼まれもしないのに自ら進んで夏目の盾になって滅びます。
影茶碗にはモビルスーツに喩えて言うと(ガンヲタでスミマセン)、ビグザムに突撃して行くボールのような健気さを感じます。おいらのツボでした。(ToT)
あざとさなら『子狐』です。
あのキャラに矢島晶子さんの声は、あざといと思います。
「男児たる者、こんなベタな話では決して泣いたりしないのですっ。」と思いつつ、いつも泣きそーになってしまうっス。
見塞神さまの中の人が、『巨人の星』で星一徹の加藤清三さんでした。『巨人の星』で星一徹は我が子を千尋の谷に突き落としていたのに、まるで真逆な役柄でした。あのキャスティングは「偶然というよりも、狙っているよなぁ」とも感じます。(^^)
共感できるのは『多軌透』。
かまい過ぎて猫にウザがられるタイプなので、物凄ーーーっく共感できるっス。
いい女だなぁ〜、と思えるのは、『塔子さん』と『柊』。
塔子さんみたいな奥さんいいなぁ〜、と思ってみたり、
今のままの名取には、柊はもったいないよなぁ〜、とかって思ってみたりしてしまいます。
しかし夏目に感化され続ければ、名取は今に柊に釣り合う男になれるような気もします。
いい男だなぁ〜、と思えるのは、『滋さん』と『西村』。
滋さんみたいなダンナさんいいなぁ〜と思ってみたり、
アゲアゲな西村が友人のうちは、夏目や田沼は人の世の些事では大して悩まずに済むだろーなぁと思ってみたりしてしまいます。
アホキャラ扱いな割には、見当外れな言葉が意外に夏目や田沼の鋭い所を突いてる西村は、「おいしい役どころだなぁ」とも思えます。
…『美女と野獣』のような「アサギとアカガネ」は、あれは別格。
夏目友人帳には個性豊かな神様が大勢登場して来ます。
杖をついた弱視の神様や、力を無くした豊穣の神様など、みな個性豊かです。
中でも個人的に強く印象に残っているのは、なんちゃって神さまの『露神』と、最強キャラの『カイ』でした。
人間の勘違いで神様にされた露神は、のちに最後の信者が亡くなったことにより、この世から消えてしまいます。
夏目は露神を見送りますが、露神の最期の言葉に優しさが溢れております。
中の人が故・青野武さんなのも印象的でした。
カイは今の所アニメ版では最強無比のキャラかと。
人間からの供物が途絶えたのを不思議に思い、人恋しくて人里に降りて、人里が楽しくてそのまま人として住み着いてしまいます。
夏目も名取も妖怪たちも一撃でなぎ払えますが、人の振る舞いに傷ついて、泣きながら山に去ってしまいます。
人間に崇められたり忘れられたり、人の振る舞いによって、神様にとっても今の人の世が世知辛く描かれております。
『夏目友人帳』のアニメ版は来年OVA
『いつかゆきのひに』が続編として世に出るようであります。楽しみ。
またその頃に無料配信か再放送があると嬉しいかも。
そのうち原作も機会があれば全話通しでチェックするっス。
最後に、大事なことをもう一つ。
的場一門では、七瀬たん激萌えっ!!
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