『
ルパン三世 カリオストロの城』(以下、『
カリ城』)がGyaO!で昨日まで無料配信されておりました。

もう何度も観ているのですが、面白いのでついつい最後まで観てしまいました。(^^ゞ
折角なのでこの機会に以下、ごく個人的な5段階評価を。
面白さ 5.0
お薦め度 5.0
普く広く手堅くお薦め。てゆーか、鉄板!鉄板 !! 鉄板 !!!
『カリ城』のレビューについては、他のサイトなどでも既にもう充分に語り尽くされているかと思いますので、当ブログ的には、以下省略。
当ブログ的にはここでは『カリ城』そのものではなく、『カリ城』が公開された
1979年(昭和54年)のアニメについて、この機会に触れておきたいと思います。
1979年(昭和54年)のアニメと言えば、その前々年の『
宇宙戦艦ヤマト』の劇場版公開以来、アニメは“
松本アニメ”の時代でもあります。
79年のアニメ映画では、松本アニメの『
銀河鉄道999』の方が当時的にはずっと人気があったのではないでしょうか。

『カリ城』は今でこそ高く評価されておりますが、公開当時はあまり大きなヒットではなかったように聞いております。
79年は『
機動戦士ガンダム』の本放送の年でもありますが、当時的には視聴率も低く、殆ど打ち切りのような状態だったように聞いております。
こちらも今でこそ“ガンダム”という一つのジャンルを築いておりますが、当時はTVアニメでも『銀河鉄道999』の方が人気があったかと思います。
ちなみに、この年の
世界名作劇場シリーズは『
赤毛のアン』でした。
世界名作劇場は『
アルプスの少女ハイジ』や『
フランダースの犬』の評価が世間では高いようですが、『赤毛のアン』も今では評価が高いかと思います。
(世界名作劇場のシリーズでは、個人的には『赤毛のアン』が一押しであります。

)
そー言えば先日深夜にアニメの劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルスへの道〜』が日テレで地上波放送がありました。
こちらはTVアニメの1〜6話の辺りを1本の映画にまとめた感じの内容でした。
来年春のNHK連続テレビ小説が『花子とアン』なので、『赤毛のアン』は再び注目を集めるのかも。
79年のアニメでは、個人的には他に『
ベルサイユのばら』が特にお薦め !!
アンシャン=レジームを打倒して
市民革命に至る物語。
原作は少女マンガなのに、熱い闘いが激燃えなTVアニメです。
当時も今も評価が高いとは思いますが、アニメ作品としては『ガンダム』や『カリ城』ほどの大ブレイクではないようにも感じます。
もっともっと高く評価されても良い作品かと思います。
民主主義の“戦後レジゅうむ”から、貴族や官僚のアンシャン=レジームへの
逆コースを辿る今の政界的風潮には合わないのかも知れませんが…。
てゆーか、逆に合うかも?
最後に『
銀河鉄道999』についても少しだけ。
『銀河鉄道999』は当時的には当たり過ぎなくらいに当たり過ぎで、個人的にも食傷気味に感じましたが、 それに対して今の時代は掌を返したようなスルーのされ方にも感じます。
今の時代にあっても、もう少しは語られても良い作品か? と思います。
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