先日『
ゴジラ』(昭和29年版)を改めて
観たので、この機会に
怪獣映画の現時点でのごく個人的なランキングをUPしておこうと思います。
怪獣映画世代ではないので、怪獣映画をそれほど多くは観てはいないのですが、取り敢えず観た範囲内での個人的なランキングを。
(そんな訳で数年か後にはまた変わるかも、です。その時にはまた改めてUPするかも。)
1.
ゴジラ(昭和29年版)
2.
宇宙戦争(2005年版)
3.
スターシップ・トゥルーパーズ 1&3
4.
WXIII 機動警察パトレイバー
5.
えびボクサー
6.
トップをねらえ! &
トップをねらえ2!
7.
ゴジラVSヘドラ
8.
ガメラ2 レギオン襲来
次点 『ギララの逆襲』,『グエムル』,『SPACE BATTLE SHIPヤマト』 等々
『
WXIII 機動警察パトレイバー』(アニメ版映画3作目)や『
トップをねらえ!』が入るのは、おいらがアニヲタだから。
『
えびボクサー』が入るのは、おいらがアホアホ映画好きだから。ただ、『
ギララの逆襲』は色モノ過ぎ。(^^)
『
グエムル-漢江の怪物-』は脚本的には怪獣映画として正統派な作り方だけど、韓国の歴史が反映され過ぎていて日本人にはあまり馴染まないかも。あと、着ぐるみに人が入ってないっぽいのも日本人向きではないかも。
以下、怪獣映画についての1つの仮説を何となく思い付いた。
「怪獣映画よ、時代を批判せよ!!」
怪獣とは象徴である。
そもそも自然界に存在しない人間の想像の産物たる“怪獣”とは“象徴”である。
各々の怪獣はその各々に基づく象徴なのだと考える。
それは人々の恐怖だったり、罪悪感だったり、憎悪だったり、怨恨だったりするのだろう。
当然それは時代によっても違うはずである。或いは地域や民族によっても違うだろう。
よく出来た怪獣映画と言うものは、その時代や地域の人々が共通して持っているそれらの(主に負の)想いが象徴として形に現れているのだと思う。
同時代に対する何らかの批判精神の無い怪獣映画は主役怪獣の“象徴”としての機能が果たせないから、メッセージ性に乏しい子供だましな内容に陥るのではないでしょうか?
そして、満たされた時代には怪獣映画の傑作は生まれにくく、不安な時代には傑作が生まれやすいのではないでしょうか?
その意味では今の時代は怪獣映画の傑作が生まれる好条件に恵まれていると思します。
それは怪獣映画にとっては幸せな時代かも知れませんが、しかし世の中全体で言えば必ずしも幸せな時代とは言えないのかも知れません。
・・・という仮説を何となく思い付いた。ハズれてるかも知れないけど。
と言うより、こんな不吉な仮説はハズれる方が良いと思います。
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