キムタク主演の
宇宙戦艦ヤマトの実写版映画『
SPACE BATTLESHIP ヤマト』を公開当時に観に行きました。
それに関連してその頃に1970年代のSF映画を一通り再チェックしようといろいろ探したのですが、『
宇宙空母ギャラクティカ』はレンタル屋とかでもなかなか見かけませんでした。
『
スター・ウォーズ』や『
スター・トレック』のシリーズは何処のレンタル屋さんでも割りと揃ってるんだけど、『
宇宙空母ギャラクティカ』はあまり見かけないのぉ。マイナーなのかのぉ。
個人的にも『宇宙空母ギャラクティカ』は公開当時に観に行った記憶は残っているんだけどなぁ。
続編の『サイロンアタック』は観た記憶がもう薄くなってしまったっス。

公開当時のチラシがまだうちに残っていたのでUPして見た。
内容的には、異星人の攻撃を防ぎきれなかった人類が居住地の星を追われて、かつての故郷である地球を目指す物語でした。

元々は向こうのTVシリーズを映画で公開して、後に日本でもTVシリーズが放映されていたようです。
大人になってから聞いたのは「『宇宙空母ギャラクティカ』って
ユダヤっぽい作品だよねーっ」、とゆー意見です。
言われてみれば、ギャラクティカって
ノアの箱舟っぽいし、地球を
シオンの丘に見立てているし、
ユダのような裏切り者のキャラもいたしなぁ。
その時おいらが思い出したのは
『銀河英雄伝説』3巻『雌伏編』第5章「査問会」での
ヤン・ウェンリーの疑念です。
(アニメ版で言うと2期31話『査問会』の冒頭部分)
宇宙歴798年(帝国歴489年
,西暦3498年?)の
自由惑星同盟領内では、
フェザーン自治領系の企業がスポンサーについた連続長編TVドラマが大々的に放送されており、


その内容が「悪の宰相に国を簒奪された王国の王子が他国に逃れて、その国の人々と共に自国の王位を奪回する」という物語のようでした。
折りしもそれは敵国である筈の
銀河帝国の亡命政権『
銀河帝国正統政府』が自由惑星同盟内で樹立される直前のタイミングであり、
そこにヤン・ウェンリーは帝国或いはフェザーン自治領の同盟国内への政治工作を疑います。
そしてヤン・ウェンリーの疑念は的中してしまいます。
この辺りの描写については作者の言わんとする所は一般論としては何となく分りましたが、具体的な事例としては我々の住む現実世界のどの作品のことを指摘しているのか?はその時は皆目見当もつきませんでした。
しかし、「『宇宙空母ギャラクティカ』がユダヤっぽい作品」って話を聞いた時、もしかして『宇宙空母ギャラクティカ』のこと? とも思えてしまいました(違うかも知れないけど)。
『宇宙空母ギャラクティカ』の後、
米国海兵隊が
イスラエル近辺の
レバノンだか
ベイルートだかに派兵されてたよーな記憶がそー言えば何となくあるなぁ。
向こうで『宇宙空母ギャラクティカ』のTV放送されていた時のスポンサーが、もし万が一でもユダヤ系の企業だったりなんかしたら、話があまりにも出来すぎていて、もはや世の中怖すぎます。

実際の所はどうだったのか? は一日本人的には知る由もありませんが、個人的にはそーでないことを切に願いたいです。いや、ホントまじで。恐ろし過ぎるから。
ただ、そーは言ってもおいらの個人的な好みとしては『宇宙空母ギャラクティカ』って割りと好きなんですけどね。
日本人的な判官贔屓で言えば、九郎義経の奥州下りのようで、或いは壇ノ浦から九州に落ち延びる平家の落ち武者のようで。
世間では権力側のお先棒をかついでるクセに、さも一般庶民の味方のよーなフリをした
御用新聞とか
御用学者とかの
御用ナントカ系の類が色々とあるようですが、
このヤン・ウェンリーのウガり方で言えば、SFや映画にも
御用SFや
御用映画とゆーものも世の中にはあるのかとも思います。
そー言えばヤン・ウェンリーの中の人は『宇宙戦艦ヤマト』(旧作)の主役・古代進の中の人と同じ人でしたね。
そー言えば、『
宇宙戦艦ヤマト 復活篇』って、
チカラいっぱいアレでしたよねーっ。 とかって思ってみたりたりなんかして?みたいな。
当ブログ内の関連記事
140520 歴代宇宙戦艦ヤマト個人的好み
140107 銀英伝本伝期間限定全話無料配信に挑戦
090107 “ジークジオン”我論
050909 S.W.エピソード3 観て来た
101212 ヤマト実写版 観て来た

0