報道等を見る限りでは震災以降の近年は各地で地震や大雪などによる
停電が多いような気がします。
当ブログでは震災の2ヵ月後に『
仮設住宅の平時からの備蓄を』という内容をUPしたことがありますが、
今回もその点について触れたいと思います。
前回は
組み立て式の仮設住宅をコンテナ等に収納して、平時から各地で少数ずつを分散備蓄する旨の内容をUPしました。
また、使用済みの仮設住宅についても数年程度は
モスボール保管する旨や、場合によっては海外での災害時にも送る旨についても併せて触れました。
今回はここ最近の災害に伴う停電の多さを受けて、これらの点をもう少し掘り下げて見たいと思います。
組み立て式仮設住宅の平時からのコンテナ備蓄には、停電対策や断水対策として、家庭用蓄電池やソーラーパネル、家庭用小型風力発電機、カセットコンロ、雨水等を有効利用できる雨水タンク、等をオプションではなくデフォルトで用意しておくべきかと考えます。
仮設住宅に電柱線や水道管、ガス管を引くまでの間の生活の不便さを少しは軽減できるかと愚考します。
仮設住宅を設置するほどの災害ではない場合であっても、それらの非常用のライフラインを貸与(或いは支給)できる行政側の態勢を今後は平時から整え、これらの備蓄を
公共事業として行うべきかと考えます。
この方策は今時の『
アベノミクス』に則して言えば、
公共事業と言う意味では『第二の矢』、
再エネ等の新産業の成長戦略という意味では『第三の矢』でもあり、『第二の矢』と『第三の矢』を兼ねることのできる方策かと考えます。
更には『
国土強靭化計画』の理念にも沿うのではないかと思います。
また、自衛隊等の組織が海外で人道支援の目的でそれらを使えば、PKO等にも役立つかと考えます。
今の政権は政権益と国民益が往々にして乖離しがちに見えますが、
この方策なら政権益と国民益が合致するのではないかと考えます。
自治体レベルでは長期間の停電を伴う災害の際には、家庭用蓄電池やカセットコンロ等を被災世帯に貸し出せる態勢作りを日頃から心掛けるべきかと感じました。(・・・ここ最近の地震や大雪による停電に対しては『下衆の後知恵』なのですが。)
平時においてはそれらを各自治体主催の屋外諸行事等で活用して、災害時には各都道府県や近隣市町村間(或いは
提携姉妹都市間等)でお互いに融通し合える態勢を築いて行くべきかと考えます。
・・・ぬるいヲタクのブログではありますが、
世の中が平和である程度安定していないと、ヲタがヲタをしていられなくなってしまう恐れもあるので、
あまりらしくは無いのですが、たまにはカタい話題にも触れてみました。
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