たまりにたまったストレスを洗い流すべく、金曜午後から休みを取って、ちょいと温泉に行ってまいりました。

奥飛騨は福地温泉、湯元長座。
駐車場から苔むした石畳の坂を上ると、次第に濃くなる薪を燃やすにおい。

炭や薪の香ってなんでこんなに癒されるのだろう。
静かに明滅する火を眺めているだけで、身の回りの時間が綺麗に洗われていく。
この時期の露天風呂はちょっと苦手なので、内湯へ。

泉質は塩化ナトリウム-炭酸水素塩泉(単純泉)。
焼岳の麓に位置する福地温泉は、高温で湯量が豊富なのがウリだそうで、4つの泉源を持つこのお宿も源泉かけ流し。
いやらし過ぎない檜の香とこのお湯、最高。数少ない温泉経験の中では、今までで1番といっていいくらい。
ラッキーなことに空いていて、ほぼ独り占めで満喫させていただきました。
いい湯のあとは、お楽しみの夕餉となるわけですが、こちらは特筆すべきものはなし。

お造りで供されたのは、湯葉と岩魚と河ふぐ。河ふぐとはミシシッピ川などで良く獲れるキャットフィッシュ(=ナマズの仲間)を“らしく”言い換えたもの(笑)。
朝食ではナイルパーチの焼いたのも出てきたし、この辺では温泉を利用したこうした魚の養殖が盛んなんですね。
どうも生魚を食べる気分ではなかったので…

飛騨牛や野菜と一緒に焼いたりました(爆)。うまかったですよ。

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