大好きな作家の一人、城山三郎氏が逝去された。
20歳をはさんだ時期、読み漁ったのを覚えています。
「役員室午後三時」「一歩の距離」「大義の末」「落日燃ゆ」「男子の本懐」「素直な戦士たち」「梅は匂い人はこころ」「真昼のワンマン・オフィス」「毎日が日曜日」・・・などなど。
「指揮官たちの特攻」は最後まで読めずじまいで残念。
あの頃に城山作品から学び取ったものは、今も私の奥底で静かに息づいている気がします。
「落日燃ゆ」は、再び文庫本を購入して車の中に忍ばせておりまして、ときどき、待ち時間に再読してみています。
たくさんある城山作品の中でも、好きだったのが「落日燃ゆ」そして「一歩の距離」「大義の末」マイナーなところでは「梅は匂い人はこころ」(これを読んで、しばらく花王の製品ばかり使っていましたっけ(笑))
まっすぐな作品だったと思います、どれも。
80歳に手が届いていない・・・まだ若い。残念です。
合掌…

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