10月20日(金)〜22日(日)の3日間、橦木倶楽部において「鏡の中の鏡」というインスタレーション展が行われた。名古屋学芸大学メディア造形研究科修士課程に在籍する平川祐樹さんの作品展だ。主催はONVIDE。
ばらばらになったシーン(情景)をつなぐことにより、見え隠れする物語り
割れた鏡。かつてはひとつの風景を映していたにもかかわらず、
今となってはひとつひとつの破片がそれぞれ異なった風景を映し出す。
シーンシリーズと題された本作品は、複数のインスタレーションによって構成されている。
それぞれのシーン(情景)をつなぎ合わせる事により物語りが見え隠れする。
これはかつての演劇的インスタレーション作品と呼ぶ事が可能なのかも知れない。
シーンをつなぎ合わせる行程は、ばらばらに割れた鏡をつなぎ合わせる行為を想起させる。
あなたがつなぎ合わせた鏡は、どんな風景を映し出すのか。
(案内チラシの紹介文より)
[写真をアトランダムに並べます。作者の意図した空間を写し取ることができているとは思えませんが、雰囲気を伝えることができれば・・・]


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