池下の古川為三郎記念館で8代目玉屋庄兵衛のからくり人形展が開かれているので見に行ってきた。残念ながら、館内写真撮影禁止でその内容をお伝えできないが、あの閑寂なかつ贅沢なお屋敷の空間の中にからくり人形たちが場所を得て違和感なく収まっていた。
ところで、先日、大須観音境内の東にある徳川宗春のからくり人形の上演を見た。あまりに天気が良すぎて、太陽の光がガラスに反射し、良い写真を撮すことが出来なかったが、流れてくる音楽とともにどんどん変わっていく場面を結構楽しむことが出来た。からくりの名前は、「宗春爛漫」。完成したのは平成10年3月。最新の技術を駆使したからくりである。忍と慈を尊び、幕府の倹約令に反して芸能や消費を奨励してまちに活気をもたらし、芸どころ名古屋の礎をつくった宗春がモチーフである。
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山車からくりは「唐子」か「浦島」の演目を観客が、かけ声をかけて選ぶことが出来る。

牛に乗って宗春登場。

花魁春日野が登場し踊りを披露する。

名古屋城の天守閣の上で踊る宗春。

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