先日の日曜日、久しぶりに東山植物園を訪れた。星ヶ丘テラスの間を抜け、椙山女学園と菊里高校の前の道路を上っていき、植物園の西側の駐車場に車を停めた。運良く数台の駐車スペースがあり、待つことなく駐車することができたが、11時頃ですでにどこの駐車場も満車状態であった。5月の連休の時にも訪れたが、その時は駐車場に近付くことさえ出来なかった。
植物園星ヶ丘口から入場し、万葉園や也有園をぶらぶらと散策する。途中、虚無僧と出会い何だか時代を間違えた気分になる。子供の頃に虚無僧の門付けを見たような記憶があるが、映画のシーンと混同しているかもしれない。「大菩薩峠」などの映画を観た覚えがあるので・・・。禅宗の一派の普化宗の僧だから、門付けではなく托鉢か?普化宗は、明治政府により、一時僧侶としての活動を禁じられたが、現在は、京都東福寺の塔頭の一つ明暗寺を拠点として明暗協会が設立され、尺八の根本道場として活動が続けられている。
植物園の散策コースには、花の案内標識が建てられているが、この時期、葉も花もないものが多く、やはり花を見るには春がいいのかと実感した。徳川園のようにいつ頃咲きますという案内があると親切かなと思う。

秋はやはりコスモスかな。コスモスの原産地はメキシコだということを知っていますか?

合掌造りの民家。

合掌造りの民家では、虚無僧の集まりが催されていた。

会場の中では、虚無僧による尺八の演奏会が催されていた。

2度咲きのコブクザクラが咲いていた。

横井也有にちなんだ也有園。

小紫の実がきれいだ。

薄の栽培種で「ギンギツネ」というらしい。

タイワンホトトギス。

湿地帯にシラタマホシクサが咲いていた。

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