一日目の夜は 稲佐山の山頂から夜景を見た後、ホテルに戻って二次会に合流
し、懐しい昔話などに花が咲き、夜遅くまで酒を飲み交わして団欒しました。
朝起きると、ホテルの窓から朝焼けがとても綺麗に観えたので、思わずパチリ!
(手前に写っているのは長崎港です)
参加者の皆さん方に またの再会を期して お別れの挨拶をした後、長崎駅前から
出ている定期観光バス(長崎よかとこコース)に乗車。
このコースの観光先は、原爆資料館ー平和公園ー出島ー孔子廟ー大浦天主堂ー
グラバー園で、所要時間は 4時間15分。
最初は、原爆の悲惨さを後世へ伝える大切な資料館「原爆資料館」へ。
ここでは原子爆弾投下直後の様子や、その後の街の状況等を記録映画、アニメ、
遺品などで詳しく紹介していました。
修学旅行中の小学生達が、原爆資料館のあっちこっちで 熱心にノートにメモして
いました。 少年たちの手記には 胸を打つものがあり、こうやって原爆の悲惨さが
後世へ伝たわっていくといいなあ〜と思いました。
続いて、平和公園に!
原爆中心地の北側の丘に造られた平和公園内には、平和を願い原爆犠牲者を
追悼する平和記念像が建ってました!
天に伸びる右手で原爆の脅威を 水平に延ばした左手で平和を訴えており、軽く
閉じた目は犠牲者の冥福を祈ってます。
↑ 水を求めて苦しみながら死んでいった人々に捧げられる平和の泉
園内には原爆犠牲者の冥福を祈り、平和を願うモニュメントが点在してました。
平和公園をあとにして、次は出島と孔子廟へ!
出島は、鎖国の際に平戸よりオランダ商館を移してから開国までの218年間、日本
唯一の西欧貿易の窓口であり、経済・文化・学術の交流を拠点として、日本の近代
化に大きく貢献した人口島。 (写真はミニ出島を撮ったものです)
孔子廟は、中国人により明治期に完成した聖廟で、中国国外では 唯一の孔子廟。
これぞ中国風の建物といった感じ!壮麗さと 鮮やかな色遣いが印象的でした。
中国歴代博物館には、兵馬桶や陶磁器等、中国国家博物館・北京故宮博物院所
蔵の工芸品や宮廷美術品など多数展示されてました。
そして、このコースの最後の観光地、大浦天主堂とグラバー園へ!
大浦天主堂は、正式には二十六人聖人殉教堂といって、キリシタン禁止令により
処刑された26聖人に捧げられ、現存する国内最古の木造ゴシック様式の教会で、
国宝に指定されています。
教会内部から見た24枚のステンドグラスは、太陽の光で淡く美しい色に染め上げ
られ、幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出してました。 (内部は撮影禁止でした)
グラバー園は、長崎港を見渡す絶景を堪能できる高台にあり、かつて外国人の
居留地として栄えた。西洋館が並び 今なお異国情緒を色濃く漂わせています。
日本の近代化に貢献した英国人グラバーの邸宅(上の写真)は、現存する日本
最古の木造洋館で、幕末の志士坂本龍馬や高杉晋作をかくまったという屋根裏
部屋も残っている。 当時の長崎に生きた外国人の暮らしを垣間見ることができ
ました。
グラバー園の見学を最後に長崎市内観光を終え、長崎駅前から雲仙行きのバス
に乗って次の目的地 雲仙へ!
途中、曲がりくねった坂道が多く、特急バスのため窓を開けることもできず、tuma
の方は 完全に乗物酔いしてしまいましたが、夕刻までになんとか雲仙のホテルに
到着することができました。
この続きは、長崎旅行記・第三日目に記載させていただきます。

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