26日(土)長野市で行われた北京五輪の聖火リレーは、卵やトマトが投げ込まれ、
チベットの旗を持った男が乱入するなど 妨害行為が相次いだ。
沿道は中国国旗とチベットの旗で埋め尽くされ、全国から集まった中国人留学生
らが並び、チベット支援者らとの間で小競り合いが繰り返された。
中国の「聖火防衛隊」の入国を断って行われた聖火リレーが、長野県警を中心
とした厳戒警備のもと、深刻な事態を引き起こさずに終了して安堵はしたものの、
平和の祭典を象徴するイベントとは思えない光景が あっちこっちで見られた。
(トラブル時の画像は 割愛させていただいてます)
世界中の聖火リレーで 何故このような激しい妨害行為が起こっているのか中国
政府は、この際 冷徹かつ真摯に反省して8月の北京五輪を迎えてもらいたい。
中国政府は 長野聖火リレーの前日(25日)、「ダライラマ側と接触し協議する」と
発表したが、これが単なるポイント稼ぎのポーズに終わることなく、平和的な話し
合いを通じて問題解決の接点を見出す知恵と努力を最大限発揮してもらいたい。

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